寂しいキモチ

寂しいキモチ

このごろ、なんだか寂しい。
妙に切ない心持ちなのです。

がんの手術から、1年が経ちました。これまでは婦人科オー先生の診察は1ヶ月に一度。今のところ転移なども見つからず順調だということで、2年目は2ヶ月に一度の診察になります。うれしい、というよりも、先生にお会いできる機会が減るのが寂しい。

腸閉塞の手術後、おなかの調子が未だ微妙なものの、経過的にはなかなかいい。そのため、外科のラブリーW先生(未だブログには登場せず)の外来は次が3ヶ月後で、多分それが最後。

昨年5月から約1年の間、まんべんなく入退院を繰り返していたので、病棟の看護師さんやスタッフの方々にはたびたび会うことができました。それが最後だろう(今度こそ)という今年6月の退院では、みなさんに会えなくなるのが寂しかった。

この1年の間に辞めてしまった看護師さんには、たとえ病棟へ顔を出しても会えることはありません。

ストーマ(人工肛門)時代には月イチでストーマケアの看護師さんに外来でお世話になっていました。ストーマをおなかに戻すということで、その看護師さんにも気軽に会えなくなるのを残念に思いました。

そのストーマ自体もお気に入りでした。おなかの中に戻ってしまったら目で見ることができなくなってしまう。それはとても切なかったのです。

このごろ、寂しい気持ちになることが多い。
なんでだろう。

そう考えていて思ったこと。

それは、寂しく思うのはその人たちを好きだからだということ。
病気が見つかってからこれまでの間に、大好きな人がいっぱいできたのだ、ということでした。
それは恋愛的なものではなくて、信頼と感謝と尊敬、そしてあこがれのようなもの。

こんな短期間に、こんなにたくさん、大好きだと思える人を持ったことがあっただろうか。

「治療」ということを共通点にして、出会った人々(と、ストーマ)。
それも、わたしが日々を暮らしていたところから、こんなに近くにいたなんて。そして、そのうちの多くは今もそこで活躍しているんだなぁ。遠くに行ってしまった人も、(おなかに戻っていったヤツも)それぞれに生きているんだなぁ。

一生に一度でもそんな機会に恵まれるのは、相当幸運なことに違いない。

大好きな人がいっぱい。
会うことがあまりできなくなって寂しいけれど、なんだかちょっと幸せな気分なのでした。

富士山の思い出
看護師さんや先生と一緒に富士山を眺めたのも楽しい思い出
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]
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~ Comment ~

NoTitle

富士山が見えるとっても素敵な病院だったのですね。私も夫の病気を通じていろいろな人に出会いました。もしも夫が病気にならなかったら知り合うことはなかったと思うと一期一会を感じます。
きっとマリさんにはこれからも素敵な出会いがいっぱいありますよ!だってマリさんは本当に素敵なんですもの。
それにしてもストーマーってそんなに素敵なの?

>ルッコラ さん

病院は東京23区内なのに、ちょっと田舎寄りだったもので周りに高い建物がなかったんですよね。とてもいい環境でした(^^)

病気は大変なことではありますが、すばらしい経験でもありますよね。人との出会いはその中でも特に大きくて、私の人生にとって掛け替えのない宝物だろうと思っています。
これからもすてきな人たちに出会いたいですね〜!そしてその人たちと同じくらい、私もかっこよくなりたいです!

ストーマ、カワイイんですよ〜。最初はかなり落ち込みましたけど。
もうそろそろそのお話も書こうと思っています。よかったらまた読みにきてくださいね〜。

NoTitle

1年経ったんですね!!おめでとう!(であっているのかな^^;?)
私も富士山見ていましたよ=!あと電車。なんでか皆、富士山好きですよね。「今日は綺麗だよ~!」なんていうとぞろぞろ集まっていましたw入院中は社会から隔絶された感じがあって戻りたい一心でした。退院してから一度だけ病棟に行ってみたけど居場所じゃない感じがしてそそくさと退散しましたwそれでも、ときどきあそこで働く人たちを思い出して遠い目になることあります。普段忘れているようでいて、心はちゃんと覚えているようです。あのとき私を助けてくれた人たちのこと!

人に感謝の気持ちがあるから人を好きになれるんですね
(ストーマにも)
マリさんのそういう素直な気持ち、見習いたいものです(^^)

病院で好きな方達に会う機会が減るのは順調な証拠、ここは寂しくても我慢ですね(^_^)
  • #248 ちっくたっくぼんぼん 
  • URL 
  • 2014.08/21 21:02 
  •  ▲EntryTop 

>pusu さん

1年経ちました〜。ありがとうございます!

pusuさんの病院からも富士山見えたんですね〜。
やっぱりみんな好きなんですね。キレイですもん。なんというか、孤高なんですよね。

入院患者じゃなくなると、病棟って行きづらい(><)
とかいって、たまに行きます。迷惑かな〜と思いつつ。
助けてくれた人たちのことは、覚えてるもんですねー。ワンコが好きな人を忘れない感覚に似ている(-▽-)

>ちっくたっくぼんぼん さん

そういえば、これほど多くの人に感謝の気持ちを持ったことないですね〜。
自分の内臓にも頭が下がる思いです。実際にやるとなるとすごーく頭下げないとですが(^^;

病院の方々と会えないのは寂しいので、これからもなんとか絡んでいこうと画策中(^▽^)ノ
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