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嵐(副作用)の前の準備期間

嵐(副作用)の前の準備期間

前回は災害に対しての準備について書きましたが、今回は対・嵐(副作用)対策です。

強風が吹いたり、屋根瓦が飛んできたりといった、外的な被害はないものの、体の中で「正義の味方」と銘打った輩(抗がん剤)がここぞとばかりに暴れまくるわけで、その被害に対する準備とすれば、災害対策と言えなくもない。
“嵐のもと”は自らの意思で注入するので、いつ始まるかは予測できます。その前に、具合が悪い間をできるだけ快適に過ごせるよう準備をしておく、というわけです。

以前、「マリさん vs. 副作用 <其の三:副作用始動!>」でも書いたように、体調不良として現れる副作用は、抗がん剤投与後2、3日後から始まり、それから数日で治まります。場合によって始まりが早くなったり遅くなったり、延長になったりといった違いはありますが、何度か繰り返すうちに、だんだんとリズムが分かってくるのですね。それに応じて、何がどれくらい必要かも自ずと知れてくるもの。

といっても、たいした準備ではありません。
もとより、体調は万全ではない状態なので、適当にできることをやります。

主には、食べ物の下ごしらえ、冷蔵庫の整頓、非常食の準備、消耗品の補充、部屋の掃除、ふとん干し、大物の洗濯など。副作用のころが寒くなりそうであれば暖房器具の設置、夏であればエアコンのフィルター掃除なども必要です。

副作用の間は実家から母が泊まり込みで面倒を見に来てくれました。
母は見た目・体力・精神ともに実年齢よりはるかに若いものの、明らかに「若い」とはいえません。それに姉など若い家族が世話をしに来てくれるとしても、自分であらかじめ予測できる部分を準備しておくのは礼儀であろう、ということで、計画的に作業を進めます。


数日前より、

天気予報を確認し、自分と来客用の寝具を干しまくる

同時にシーツやカバー類の洗濯

野菜を買い込み、切って茹でて蒸かして、冷凍保存

食べられないときのための、ウィダー・イン・ゼリーなどの流動食を数種類用意
食べやすく、高カロリーなチョコレートも買っておきます。

そしてもうひとつ、わたしにとって重要だったのが、一番強い副作用が出る4〜5日目あたりにジッと座っているであろう場所から見えるものを確認することでした。
というのも、そのようにダラリとしているときは、なぜか一点を凝視していることが多く、同じことばかりをグルグルと考え続けてしまうからです。そのとき見えるものにちょっとでも気にかかる思い出などがあると、動けない間、それを反芻しまくることになるのでした。
なので、壁のポスターは見るも無害な「シルクハットを持ったペンギンとカモノハシ」の絵に変え、仕事関係の書籍や雑誌の本棚はコルクボードで隠してしまいました。
余計な考えが浮かぶものを隠しただけで、だいぶ気分が落ち着いたものです。まるで、映画などで見る馬の目隠しのようです。案外、人間も単純なものだったりして。

そして迎える副作用。
やはり、やることをやっておくと気分が違いますね。万全な気がします。

身近に何かが迫っていると、いろいろとやるもんですね。
それが起こるまでに、という時間的なリミットは、時折いい原動力になるものです。

秋のおわり
体内で“嵐”が巻き起こっているあいだも、季節は移り変わっていきます
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]
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~ Comment ~

一点を凝視…
同じです、私もよくそんな状態になります
私はテレビが凝視対象
頭にも目にも何も入ってないけど凝視(^^;紛れる気がして
それからハッとして何とか動きます
これも紛れようとして(^^;
マリさんは紛れる準備を最初からしているんですね
しかも見守ってくれる家族への気遣いも怠らない
凄いよマリさん!

  • #193 ちっくたっくぼんぼん 
  • URL 
  • 2014.08/03 23:53 
  •  ▲EntryTop 

>ちっくたっくぼんぼん さん

ハッ!てやつ、ありました〜〜!
副作用ってふしぎですね(~~)

今更ですが、テレビっていいかも!
勝手に映像変わってくれるし、眺めてるだけでもいいし。
車窓の風景みたいなものですよね。
副作用べんりグッズに含めたい。
テレビ持ってなくて、思いつきもしなかったデス。
言われて「あ!」と思いました。

NoTitle

えっ!テレビ持っていないんですかっ?(←そこw
抗癌剤、どこかで『毒を流しているようなもの』と表現されていました。それを何回もやるんですよね。つらいのが分かっていて、こうして準備して、「かかってこい!」と受け止めるのって気持ちが強くないと無理です。やはり抗癌剤やるかやらないかは患者にとって大きいなと思いました。
私、先日、冷房病で自律神経がやられただけで「二度とこんな目にはあいたくない。」と思いました。あれから吐き気止めとか頭痛薬をお守りのように持っています。やらなきゃいけない事があるときに、具合悪くなるのが一番怖いです。

思い出すなー。

動けなくなることを見越して、必要最小限の準備をすること、よく解ります。
だいたい何日後くらいにはこれくらいは動けるだろうから、それまでのもの・・・とか。

一点凝視、無意識にしていましたねー。
テレビを観てもストーリーのあるドラマは頭に入らないし疲れるので苦手でした。
CSか何かで、暖炉の火の映像を延々と流すのがやっていて、ぼーーーーーっと
観ていた記憶があります。
あとは川や自然の映像。あれは何の番組だったんだろう・・・。

っていうか、マリさん!テレビ持っていないんですね!
まーでも、私も若かりし頃に必要性を感じなくて数年間テレビ無し生活してました(笑)。

>pusu さん

テレビ、ないんですっ!
自然と見なくなって、引っ越すとき捨てちゃいました〜。

抗がん剤は、始めるまでの方が怖いかもしれません。高い飛び込み台から飛び降りる前みたいな感じですね〜。
あの頭痛は自律神経がおかしくなっていたんですね。とりあえず、原因が分かってよかったです。やることがある時の体調不良は、ホントまいります(><)
休み休みいきましょう〜〜(~▽~)/

>ゆるり さん

おぉ!
暖炉の火の映像とは、まさに抗がん剤治療患者向け!
それイイですよ。そういう環境映像ナイスです(^^)
しかし、テレビ局はよくその企画でOK出しましたね。ある意味、いっちゃってますね。

そーなんです、テレビないのです。
意外と不自由ないですよね。
でも、ワールドカップは蚊帳の外でした。そのためにニンテンドーDSに付けるTVチューナーを買おうかと思っていたのですが、ちっこい画面で砂つぶのような選手が右往左往しているのを見ても全然迫力ないのでやめました。というか、多分意味不明ですね(~~)
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