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vs. 副作用<其の四:ぬけげで思う>

vs. 副作用<其の四:ぬけげで思う>

これまで副作用シリーズは「マリさん vs. 副作用」として書いてきましたが、自分の名前がタイトルに入っていて、しかもさん付けしているのが気恥ずかしくなってきたので今回より「vs. 副作用」に変更します。

1発目の抗がん剤投与から10日後に行った血液検査。
白血球は、あまり減少しておらず。
健康状態、概ね問題なし。

オホホ、やっぱりわたしはツイてる。髪も抜けないんじゃないか?
と、思ったのもつかの間。婦人科主治医オー先生の「絶・対、抜けます」の予言(?)どおり、その2日後から脱毛が始まったのでした。

抜け方は人によってまちまち。
入院中、ある看護師さんから「ゴソって抜けるよ」という、ブキミな効果音付きで抜ける状況のご説明をいただきましたが、結局一度もそんなことにはならず。最初は、洗髪中に抜ける髪がちょっと多いかな?と思う程度。
それが、その翌日にはまた少し増え、さらに翌日には増え、といった具合でした。それでもなかなか地肌が見えてこないのだから、髪の毛っていったいどれだけあるんだ。

しかし、特にショックではありませんでした。
化学療法が終わったら必ずまた生えてくるものだし、出家でもしない限り、自分のボウズ姿なんて一生にそう何度も見れるものではありません。赤ちゃんのときはみんなそうだったはずなのに、大人になってからの頭皮や頭の形がどんなかなんて、知っている人の方が少ない。ちょっと興味深くもあります。
普通ではまず体験できないことを堪能していきたい、そして新しい発見をしてこう、と思いました。

ただ、抜け始めたころ、少し感傷に浸ることはありました。
それは、手や顔に、髪のやわらかさを感じたとき。

これから抜けていくのだなあと鏡に向いながら髪に触れ、そのほのかに温かい、生き物の毛だからこその自然なやわらかさをかみしめるのでした。

すごくすてきなものを持っていたのだなあ。
物心付いたときから当たり前にあったから、そんなにいいものだったなんて思いもしなかった。髪がまとまらずにイライラしたり、まるでファッションの一部のようにさえ、感じていたかもしれない。生まれてからずっと自然に生えていて、そのありがたみを感じたことは多分なかった気がします。

こんなやわらかいものを自分の体が作り出していたなんて。
この世に当たり前にあるものなんて、なにもないと思うのでした。

ものごとの大切さは、失うことが現実に迫るようになって、やっと気付くもの。
よく考えればそんなことは多い。親もそうだし、自分の命もそうだし、何の苦労もなく呼吸ができているのもそう。どうして人はそこまで迫られないと自分のこととしてとらえられないのだろう。

あ、これも体験のひとつだ、なんて思ったりして。

インドに行って人生観が変わる人がいるそうですが、わたしはこの一連の非日常がそう。毎日見ているどんなものにも存在する別の角度を、自分なりに覗いていけたらと思います。

今回はちょっと抽象的になってしまいました。副作用「ぬけげ!」シリーズはまだまだ続きます。



副作用シリーズはこちらもどーぞー。
マリさん vs. 副作用 <其の一> 副作用ってどんな?!
マリさん vs. 副作用 <其の二:治験> 治験に参加してみた
マリさん vs. 副作用 <其の三:副作用始動!> ダルダル副作用
カエデ
カエデは冬場、ボウズがフツウ
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]
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~ Comment ~

さん付け無しですね、了解です(^^)

抗がん剤=脱毛の図式は定番だけど
脱毛しない薬も出ていて、私もその恩恵に預かった一人
すべての抗がん剤が早くそうなるといいよね

しかし今はカツラじゃなくてウィッグなんだね
私はカツラから抜け出せない(^_^;)
  • #91 ちっくたっくぼんぼん 
  • URL 
  • 2014.06/25 10:20 
  •  ▲EntryTop 

>ちっくたっくぼんぼん さん

自分で「マリさん」はないですね…お恥ずかしい。ははは。

脱毛ナシ系のお薬使われてるんですね〜。
最近増えてきているのに、婦人科系は未だ、要・脱毛なものが多い気がします。
なぜだろう。

「カツラ」でいいと思います!
ですが、これからブログ書くのにどっちの表記でいくか、悩み中。

NoTitle

こんにちは。ブログにおじゃましてはじめてマリさんが闘病生活を送られていることをしりました。
抜け毛は辛いですよね。でもそれを落葉樹と同じ営みと思えるポジティブ思考ができるマリさんは素敵だと思います。
わたしもマリさんに負けないで前向きに生きて行こうと思います。これからもきれいな写真をたくさんupしてくださいね。

>ルッコラ さん

こんにちは!

コメントありがとうございます。また、写真を褒めていただいて、ありがとうございます。とてもうれしいです!
実を言いますと、脱毛は意外と辛くなかったのです。他の副作用のインパクトが大きかったからか、一時的だと分かっていたからか…。しかも、その後生えてきた髪がすばらしくきれいだったという特典付き。
そのあたりはまたブログに書いていきますね。

また写真を見に寄っていただけるとうれしいです!
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