スポンサーサイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
  • Edit
  • TB(-)|
  • CO(-) 
 
 

要注意!見えないがん

要注意!見えないがん

「検診を受けましょう」と、多くの女性特有のがんになった有名人は訴えます。
しかし、今回自分ががんになってみて、検診をどのように人に勧めたらいいか、分かりませんでした。
というのも、わたしの場合、そこそこ検診を受けていたからです。

子宮頸がんは女性に多いがんではありますが、今回、私がかかったがんは珍しいものでありました。腫瘤を形成せず、パッと見は正常という、やっかいなものです。一見、わたしは普通の細胞ですよ、という顔をしていながら、口笛ふきつつ裏工作を続けてジワジワ侵略していくという。その間、気付かれもしない。お医者も見逃すほどに。(う〜ん、逆に、生物としては頭がいいのかもしれない)。

不正出血があって診察を受けた、当時のかかりつけのクリニックでも、「子宮、すごくきれいなんだけどね〜」と言われておりました。本当にがんだと診断される一週間前まで「がんじゃないよ」と言われていたくらいで。
通常の子宮頸がんの検診で行われるものと同じ細胞診の判定結果もClass Ⅲa(軽度の異形成を想定、悪性を少し疑う。そのうちごく少数の人ががん)。その後に行った、もう少し大きめに取って調べる組織診でようやく、がんだ!となったわけです。

そこから先は大学病院へ移っての治療です。
見つけるのもやっかいなら、治すのもやっかい。なんせ、どこまで広がっているか分からないのです。

兎にも角にも、まずは円錐切除という手術を行いました。
子宮の入り口を円錐状に切り取る手術で、それだけで終われば妊娠・出産も可能。しかしそれも、わたしの場合はかなり大きめに取ったようです。今から思えば、思うより進行しているかもしれない、という主治医O先生の直感があったのではないかと思います。(ヘンな話ですが、なんとなく少々不穏な気の流れを感じておりました)。

円錐切除の手術はさらなる継続治療が必要かどうかを診断する意味合いもあります。取った部分を細かく調べて、がんの進行が5ミリ以内であればセーフ、それ以上であれば続きあり。

「でも、ま〜、早期発見だろうし、これで終わりだろ」などと思っていたのもつかの間、結果はなんと、5ミリどころか5センチ以上、切り口にまでバッチリ広がっていたのでした。

そこで告げられたのが、さらに酷なお話。
「子宮だけでなく、左右の卵巣とも、全部取る」というものでした。
ドカーーーーーーン!!!

これも、“見えないがん”であるがゆえ。

万が一で、子宮を取る可能性はあるかもな、と、もしも、もしも言われたときにショックを受けないように覚悟だけしとこう、と思っていたのに、想定外のバクダン。お医者さんの前で弱い感情を見せるタマじゃないぜ、といつも冷静で、平然としていたはずなのに、微妙に涙腺がゆるんでしまいました。(でもこらえた)

その後、摘出した子宮(卵巣は1個残せた!)を検査した結果、そのインビジブルでアンビリーバブルながんは進行がんであり、がんの進行具合を示すステージ(検診のClassとは違う)は1bから2bに格上げ(格下げ?)。リンパ節にまで転移しておったという。

ハイ、化学療法決定〜〜。

セカンドオピニオンで訪れた、国立がん研究センター婦人科のベテラン・K先生は、

「“羊の皮をかぶったオオカミ”っていうんですよ。はっはっは」

と、言っておられました。うん、たしかに。しかも、かなり巧みだ。
また、このタイプは珍しいけれども、最近増えてきている気がする、と懸念されていました。

けど、自分がそうなるまで、そんなものがあるなんて知らなかった……。周りの人にはがんになってもらいたくないものの、「検診を受けていれば安心」と言うことができない。

「どう言ったらいいですか?」と聞いたら、「Class Ⅲaが続くようだったら組織診をするように、と勧めたらいいんじゃないですか」とのこと。なるほど。
(※今は、Classではなく、ベセスダシステムという4段階表記に変更しつつあります)

わたしは細胞診のほかに、組織診やコルポ診(お酢をかけて病変や広がりを観察する)なんてものがあることも知らなかった。単に、勉強不足ともいう。

ともあれ、定期検診は受けることをおススメします〜。
(あ、今年はまだ乳がん検診行ってないや!)

ラ〜〜
術後、コップのがらが“ラ〜〜〜”と見えてしょうがなかった
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]
スポンサーサイト

このエントリーをはてなブックマークに追加
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

NoTitle

こんにちは~
先日はコメントへのお返事有難うございました^^
ほんとだ!これは間違いなく ラ~~ だwww
私も随分長い事クラスⅢb高度異形成が続きました。
会社の健診や近所の婦人科で「要経過観察」ばかり。
その実放置と同じことだったのかもしれません。
楽観視していたのもあるし、知識もなかった。
「検診受けましょう」だけじゃ足りないのかもしれませんね、本当は。
でも!卵巣良かったです!私も片方残せたんですよ~。
だいじですよね卵巣。

>pusu さん

pusuさん、ありがとうございます〜!
先日、日本対がん協会のサイトで「検診結果が100%正しいわけではない」というのを発見しました。
それも知らなかった〜〜。
ま、お互い身を持って知りましたね(笑)
卵巣、ほんと、大事ですね。気持ち的に大きな支えです。

NoTitle

ほんとだ、ラ~~に見える。術後でもユーモアがあるってのが私は大変すばらしいと思います!

>maru さん

コメントありがとうございます〜!
それまで何とも思わなかったのに、術後にいきなりラ〜〜と見えてしまったんです。同じ曲が頭から離れなくなるように、しばらくの間、頭の中はラ〜〜でいっぱいになってしまいました。それくらいしか考えることがなかったのかも……。ちょっとおもしろかったので、すかさず写真だけは撮っておきました!
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。