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繊細なこども

繊細なこども

わたしは、フィーリング重視な人間です。ブログを書くときも、突然「あ」と閃いて書くことが多いのですが、「何か書きたいけど何を書こう」というときは、無数にある「ネタ・リスト」や「思うことメモ」の中から選んで広げていきます。それでもその時のフィーリングにマッチするものを見つけられないこともしばしば。今日もそんな、ブログテーマ難民な日でした。

おまけにこのところは非常に疲れやすくて、そうすると集中できる時間がたいへん短くなってしまいます。1つになってもがんばっている卵巣が少々お疲れ気味で、ホルモンバランスがおかしいのかなと想像。体と精神は一心同体だなあと、当たり前のことを思ったりします。

ともあれ、今日のテーマは「繊細なこども」。これは、日記に書いていたものでした。治療中は、毎日のように近くの公園の桜の木の下で過ごしていました。今でもそこで朝ごはんを食べたりするのですが、ある日に思った子どもへの接し方についてです。



「繊細なこども」

今日、公園で保育園の園児が桜の木で遊んでいるのを見た。この公園は格好の遊び場のため、よく保育士が子どもたちを連れてやってくる。そのうちの数人が桜の木の枝にぶら下がり、ゆらゆらと上下に揺らしていた。

正直、子どもが木から落ちてどうなろうと知ったことではない(地上10cmくらいの落下だし)。しかし桜の木が不憫なので、「ぶら下がったらダメだよ、折れちゃうよ」と子どもたちに言った。

すると、ぶら下がりを始めたころから私のことを気にしていた1人の男の子がこちらを振り向いた。私は笑顔を見せるわけにもいかず、多分、ちょっと怖い顔をしていたと思う。その子は私と目が合って、少し萎縮しているように見えた。他の子どもたちは、私の言葉をたいして聞いたふうでもなかったが、とにかくぶら下がることをやめた。

その時、私は本当はどうすべきだったのかと考えてしまった。

この状況で、一番ババを引いたのは、振り向いた男の子だったと思う。周囲を気にする繊細さがあるために私と目を合わせることになり、「叱られた」ということを一手に引き受ける形になってしまった。私もこちらを見ている子を、つい見てしまう。

私は、子どもが苦手だ。まわりに子どもがいたことがほとんど無かったためか、どう扱っていいのかが分からない。しかし、私が子どものころに、大人が私をどう扱ったかはよく覚えている。非常に不快な思い出が多い。

私もその男の子と同様に繊細で、周囲を気にする子どもだった。だから大人ともよく目が合った。私だけが大人に叱られたような気になり、「私がいけないんだ」と思うようになった。そういった積み重ねで、常に人の顔色をうかがうようになっていったのだと思う。そしてどんなことも、「私がいけない」と思ってしまうようになった。(そういう人間だからこその気付きもあるものの、それはまた別の話だ)

しかし、実際、子どもは悪事を働こうとしていたのではなく、それがやってはいけないことだと知らなかっただけだ。それを知ることに、恐怖があるべきではない。(時に、恐怖から“身を以て知る”ということもあるけれど、知ることと、恐怖から生じる心のトラウマと、どちらがいいのかはその子ども次第だ)

この「桜ぶら下がり事件」の場合、おそらく私がすべきだったのは、目が合った男の子に「みんなに『ダメだよ』って教えてあげて」と言うことだったのではないかと思う。そうすることで男の子は、自分だけが叱られたのではないと感じると同時に、自分が「これはよくない」と知ったことを他の子に指導してあげるという立場になれると思う。

子どもは苦手だけど、そういった関わりも人と人の出来事なのだろう。

また、「保育士が何とかしろよ」と思ったものの、必ずしも彼らに頼るのではなく、誰もが子どもを注意して教えていくべきなんだろうと思う。

そのあたり、もう少しナイスな考えがさっき浮かんだのだが、忘れてしまった。



私は“ナイスな考え”をよく忘れてしまいます。そして大半は戻ってきません。そのため、日記のラストがこんな一文になっていました。それもまた、わたしかな、などと思うのでした。

何となくこの男の子を子どものころの自分とリンクさせてしまっていたのですが、今思えば、この子は私ほどにはデリケートな子ではなく、桜の木からお花畑へ駈けって行ったところで叱られたことなどヒューっと消えてしまっていたかもしれません。
ともかく、心にチクリと触れた一瞬の出来事からいろいろ思いを広げていくのは面白いです。日記にはそんな話ばかりが書かれているのでした。

桜の木
ともかく、桜が折られなくてよかった
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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