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鎮痛剤プリーズ!

鎮痛剤プリーズ!

わたしの姉が20年以上前に開腹手術を受けました。術後、相当ひどい痛みがあるにも関わらず「鎮痛剤使わない方がいいのよね〜」と言って渋る看護師さんに、「痛いのはわたしなんだから早く使え!」と怒鳴って痛み止めを使ってもらったそうです。

その後、わたし自身が手術を受けることになり……、

手術=痛い、痛い=がまん

というのが未だ一般的かと思っていたら、現代では痛みを極力少なく治療をするという考え方が主流になっているようです。二度目の手術で使用した硬膜外麻酔も同様(「医学マジック!背骨に麻酔」ご参照のこと)。傷の痛みはかなり軽減されました。
もちろん、昔は現在ほどいい薬がなかったのかもしれません。しかし、そういった技術的なものだけでなく、痛みに対する精神論がもっと優しくなったような気がします。こういっては何ですが、昔の“治療は痛くて当たり前”に比べて医療自体に血が通って人間的になったような。

一度目の手術前、看護師さんは「痛かったら痛み止めが使えるのですぐ言ってくださいね」と言ってくれました。しかし、入れ替わり立ち替わりでやってくる看護師さんがそれぞれにそう言っていくので、逆に「そんなに痛いのか?!」と少々心配になったりもして。

それはさておき、病院では飲み薬、点滴、座薬など、痛み止めは様々な種類が用意してあるそうです。術後すぐや、吐き気、胃痛などで飲むことが困難な場合は点滴や座薬を使う、飲める状態になったら飲み薬に変更するなど、対応の仕方がいろいろあります。

わたしは最初それを知らなかったので、座薬を使いましょう、と言われるがままに使ったのですが、これが実に不快。もともと出るところに入れるので、トイレに行きたくなってしまったのです。そんな思いまでして入れたのに痛みは一向に引かない。夜で人々は寝静まっているし、術後の絶対安静のため起き上がることすらできず。そんな、トイレに自分で行くことができないような自由のきかない状況に、大きな不安を抱いていたのかもしれません。

不安や恐怖を侮ってはいけません。心や身体の関係ない部分までも知らぬ間に支配されてしまうことがあります。逆に安心感や信じる心があれば効果が強くなったりして。心とは不思議なものです。

その後、二度目の手術のとき、麻酔科のDr.伊勢谷友介似(マスク付きの状態で)に座薬がイヤだったと話をしたら、類似の鎮痛剤で座薬が一番効くとのこと。それを知っていたら、また効果は違ったかもと思ったりもしますが、最低でも自分が動ける状態でなければ今後使うことはないでしょう。

(ちなみに隣のベッドの患者さんは座薬の痛み止めを看護師さんにちょくちょく所望しておられました。「よく効く!」んだそうです。これからそんな機会がある方は、効く!と信じて使われることをおススメします。)

ちまたで薬への耐性のウワサを耳にします。長期で使い続けたりすることで薬が効かなくなってしまうというものです。抗生剤はその代表的なものですね。
余談ですが、抗がん剤も同様に耐性ができてしまうとのこと。再発の場合は別の薬に変えなければならないそうです。

痛み止めの有名どころはロキソニン。市販薬でも近年人気が高く、術後にもよく使われているお薬です。しかし、この薬に関していえば、わたしの通う大学病院の先生方は、しばらく続けて使ったからといって耐性ができることはありません、と断言しておられました。それでも、同室の患者さんの数人は「痛くても我慢した方がいいわよね?」とか「がんばって我慢する」と言っておられました。実に日本人らしい。

お医者さんや看護師さんの話によると、術後、痛みで動けないでいるよりも、薬で痛みを消して身体を動かした方が腸閉塞のリスクを減らしたり、傷の治りをよくするなどのためにいいとのこと。
もちろん、薬を使わないに超したことはないのですが、状況に応じて薬を使うのは悪いことではないと思うのです。わたしも慢性胃炎の持病があるため、胃を荒らす副作用のあるロキソニンは身体と相談しながら使っていました。ただ、薬のリスクと、薬の作用によりもたらされるよい結果を天秤にかけたとき、どちらが重くなるかではないでしょうか。

結局、どんなものも使い用だと思います。
それと、何が一番自分を安心させるか。

わたしは痛いのはイヤなので、最初のうちは痛くなりそうになると飲んでいました。1日に3錠くらいでしょうか。けれど、そのうち自然に飲まなくなっていきました。わたしの知らないところで、身体が「もう薬いらないよ」と脳に告げていたのかなと思います。

今日のコトバ:上から読んでも下から読んでも「クスリのリスク」

くだらないですね。

病棟

最初の入院から長きにわたりお世話になった、4A病棟
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]
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