「ジャパンキャンサーフォーラム」をウロウロして思ったこと

「ジャパンキャンサーフォーラム」をウロウロして思ったこと

JCF2016_2

今年は8月6日・7日と、2日間続けて行われた「ジャパンキャンサーフォーラム(=JCF)」。こんなにがんに関心がある人っているんだ!というほどの盛況具合でした。

来場者の中には医療者もいたかと思いますが、おそらく大半は一般の人。それだけ自分に関わりのある病気について、自ら知っていこうとしている人が多くなっていることの現れではないかと思います。また、これまでなかった「一般人のためのがんの学会」も、本当はずっと必要とされていたのでしょう。

しかし、これだけの規模を作り上げるとなると、とんでもない労力なはず。主催のキャンサーネットジャパンのスタッフさんのやる気と根気と努力、そして無償で登壇された先生方のがん医療に対する情熱は感動モノです。さらに、かなりの人数のボランティアさんが参加され、イベントを支えていました。この2日間は、まさにみなさんの時間と労力、すなわち血と汗の結晶といったところ。

今回、わたしは撮影部隊の一員として会場内をウロウロしていました。講演中の先生方や、会場内の様子を撮って回るというものです。(ということで、一応、わたしも汗を提供)

JCF2016_1
謎の緑色生物・胃くん(右)とキグチ(左)

ウロウロしている中で特に楽しかったのは、「再会」。「おー、○○さん、久しぶり!」と声をかけたり、かけられたり。この日、「おー!」と何回言ったことか。お仕事中だけど、ほとんど同窓会です。

通常、このように大勢の人と再会し、場を共有するというのは、中学・高校など、学生のころの同級生としか発生しないものでしょう。それは、「学校」というニュートラルな共通点があるからこそ。大人になると「会社」というつながりがありますが、それは多くの場合、学生のころのような無条件にある仲間意識ではありません。それが、人生のビッグイベントである「がん」によって、新しい仲間カテゴリーが誕生するわけです。しかもそれぞれに命をかけているから、どこかしら戦友的な意識もあるかもしれません。

思い返してみれば、昨年ボランティアとしてアキバキャンサーフォーラムに参加したあたりから、わたしのがんとの関わりが大きく広がっていきました。それから1年の間に本当に多くの人とつながりを持ってきたのだなあと、かなり強く実感しました。

がん種も進行度も年齢も、とりまく環境も違うけれど、通じるものがあるというのはとても面白い。さらにJCFで団体紹介のブースを出している人たちというのは、自分の経験や思いが何かにつながっていくことへの希望でいっぱいなのが気持ちいい。

人生で、死を身近に感じるほどの経験をしてきた人たちが、希望を持って生きている。そんなプラスの気がこれほどたくさん集まっている場というのは、そうないのではないでしょうか。それを現在、がんや、そのほかのことでも、何かしら思い悩んでいる人に共有してもらえたら、もしかしたら新しい何かを見つけられるかもしれません。次回JCFは1年後ですが、これに限らず、「何かいいものがある気がする!」という集まりなり場所なりに足を運んでみてもらえたらと思います。



というわけで、撮り、語り、途中にはある先生方への取材もさせていただいたというJCFの2日間。2日目の夕方は、すれ違う人々に「なんか疲れてますね」と言われるというありさま。以前は機材を背負ったまま、街なり山なり、雪の日も夏の日も、歩き回り走り回りしつつの撮影でも余裕だったというのに。とりあえず、体力つけなきゃいかんというのが一番のキグチ的反省点でした。

JCF2016_3
今回は撮影メインでしたが、どんな取材でもだいたい、その場にいる人とお話をしつつ撮ったり記事にしたりします そして必ず何か買ってしまう(今回買ってしまったのは「乳がん患者会ASHARE」のアロマシューキーパー)
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

参加したのですが、行きたい講義は満席でリンパ浮腫の不安がある私には立見は無理なので会場を後にしました。
マリさんに会えるとも思っていたのですがそれも叶わず。
暑い週末でした。

>kateyさん

JCFにいらしてたんですね!お会いできずに残念です(><)
今年も人気のある講義は立ち見でしたね。医療者向けの学会とは違って体調が万全でない方も多く来られますし、座れなかったり待ち時間も立っていなければならなかったりといった点がもう少し解消できればいいなと私も感じました。スペースの関係上、なかなか難しいところだろうとは思いますが。
JCFの土日は猛暑でしたね。おつかれさまでした!

お疲れ様でした!

2日間、撮影部隊お疲れ様でした。
撮影の他にも 色々活動されていたんですね(当たり前か~笑)♪
来場者も講師の方々もボランティアの皆様も 皆熱心で、まさにアツ~いイベントになりましたね !!
これだけの催しがタダだなんて、考えてみればトンでもない事ですよね…(^^;)
個人的には、入場料取ってもらっても全然構わないと思います(笑)。
貴重な勉強の機会を与えてもらった事を 何かに生かせるようにしたいな、と思います。
マリさんとも チラッとお会い出来て良かったです…(^^)v
またゆっくりお話したいですね♡

>ガルボさん

ガルボさんもおつかれさまでしたー!
ほんと、参加費かかっても人は来るのではないかと思います。それでもあえて無料にして、できるだけたくさんの人に関心を持ってもらいたいというCNJさんの心意気を感じますね。スペースの関係上か、今回は子供が参加できる手術体験がなかったのですが、できればそれも再開してもらいたいなーと思っています。子供のころからこういったイベントがあることを知ってもらいつつ、医療を楽しみながら身近に感じていれば、将来的にいろいろ変わるんではないかなと。
ぜひぜひ、またお会いしましょう!集まる会などがある時にお声がけくださーい!(^^)/

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