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お医者さんも、人間だ

お医者さんも、人間だ

2本ほど鴻巣市講演のお話を挟みましたが、横浜市立大子宮頸がん予防イベントから学んだことに戻ります。「なんか、ちょっと学んだ」シリーズ第二弾の今回は、「お医者さんも、人間だ」。



実は、お医者さんは人間です。「そりゃ、人間だろう」と、思うかもしれません。しかし、どういうわけか人は、無意識に「医師」というカテゴリーを「人間」よりも前にしてしまうことがあります。

患者の潜在意識の中のお医者さんは、「お医者さん」以外の何者でもなく、まるで生まれながらに白衣を着ていたかのような、はたまた「お医者さん」という人種なのではないかと思うほど、既成の枠に収められているような気がします。

確かに、お医者さんはプロとして活躍しているうえ、やけに威厳があるイメージで、普通の人よりも飛び抜けているものがあります(実際かなり頭もいいだろうし)。しかし、その根本にあるのは、やはり誰もと同じ心を持った人間なのだと思うのでした。冷静に考えれば当たり前なのだけれど、「医者」というネーミングの大きさに「人間」が見えにくくなっているのではないかと思うのです。



先日の横浜市立大の子宮頸がん予防イベントで、20代男子代表として登壇された安司さんは「病院はもっと身近にあっていいと思う」といったお話をされていました。確かに、病院が嫌いな人は多いでしょう。過去のわたしにとっても、病院(大学病院のような大きな病院は特に)は、遥か遠くの存在でした。しかし、今ではすでに第2の家。通院は全く苦ではありません。面倒くさくもありません。むしろ、指折り数えて待つようなイベントであります。
その一番の理由は「主治医の先生に会うのが楽しみだから」。なので、病院は大好きなのです。

トークショーでその話をしたところ、一緒に登壇されていた宮城悦子先生は「そう感じてくれるのは、医師としてうれしい」とのこと。トーク後、イベントに参加されていた他の先生も「そう言われてみたい」と言っておられました。

そこで思ったのは、「お医者さんも、患者が“楽しい”という気持ちでいることはうれしい」ということ。そして、「それを伝えている患者がほとんどいない」ということでした。

イベントに参加されていたお医者さんは、とてもやる気のある素敵な先生ばかり。私が先生方と出会ったのは “医師と患者”としてではなかったため、診察の時よりも人柄が見えやすい状況だったかもしれません。しかし、「先生に出会えたよかった」と感じている患者さんは絶対にたくさんいるはず。患者がそれを伝えることは、人である医師にとって、大きな力になるのではないかと思うのです。

自分の思いを医師に語るというのは、なんだか気恥ずかしかったり、心にブレーキがかかってなかなか難しいこともあるでしょう。それでも、もしも何かを感じているのなら、「ありがとう」とか、「先生に会えてよかった」とか、「こうしてくれたのがうれしかった」とか、感じていることを伝えてほしいなと思います。

また、別件で、あるお医者さんのお話をうかがう機会がありました。その先生は「医師も人間だから、いろんな人がいます」と言っておられました。それは当然のことながら、「医師はこうあってほしい」みたいなものが先に立ってしまい、人であれば当たり前にある「個性」を個性として感じられなくなっていることがある気がします。その先生の、「人間だから」という言葉を聞いて、何やらハッとするものがありました。

人間だから、人としての患者との相性の良し悪しもあるでしょう。それに、人間だから、言葉にしなければ伝わらないものです。



医療には、信頼関係がとても大事です。どっぷり病院に入り浸るような時間を過ごしてみて、現代の医療は人に寄り添った形になってきていることを実感しました。そのような流れがあるのはとても素敵で、じんわり胸が温かくなるものすらあります。しかし、患者が医療者にそれを求めるばかりでなく、患者からも気持ちを近付けていくべきなんじゃないかと思うのです。そうすることで、きっといろんな良いものが生まれてくるはず。
まずは肩書きを脇に置き、お互いが人と人であることを心に留めておきたいと思うのでした。

●実際に「ありがとう」と言ってみたお話はこちら「腸閉塞は突然に<其の十六> ジャニーズ先生と自分内反省会
●横浜市大子宮頸がん予防イベントの記事はこちら:
・「『子宮頸がん予防イベント』in 横浜!!
・「なんか、ちょっと学んだ(横浜市大子宮頸がん予防イベントより)
●文中に登場した「ある先生」のインタビュー記事はNPO法人キャンサーネットジャパンの季刊誌2016年夏号をご覧ください!(PDFダウンロードはこちら

チェリー
患者の“楽しい”がお医者さんの“うれしい”になるのであれば、さらに患者もうれしい(写真はうれしいワンコ)
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

まったくです。

マリさん、こんばんわ。
毎回、私が思ってるけど、上手く言葉にできない事が書かれていて、『まったくその通り~!!』と思ってしまいます。

医者や弁護士、警察と言う職種や、
東大卒、理数系と頭の良いことを聞くだけで、なんだか自分を卑下してしまう時もありましたね~。だって、あまり接する機会もなかったですし・・。でも、実際はお金持ちも、社長も学者にも、素敵な人も嫌な人も、変な人も居るわけで・・肩書きはその人のひとつの記号でしかない。

歳とってきて、だんだんずうずうしくなり、全く肩書きを気にしなくなりました。

ただし、病院嫌いだったので、お医者さんには偏見がありました。今回、信頼できる先生に当たったおかげで、見方が変わり、本当に感謝してます。

私は言葉でも伝えましたが、
病気が治ってくると、やはり病院は遠い存在に。。
先生たちは、忙しそうですものね。
重病でないと、時間さくのが、申し訳なくて・・

病気の無い世の中になれば、病院内でも、先生とゆっくり話ができるのに・・
などなど思う人も、多いと思います。

>あうさん

あうさん、こんにちは!
あうさんもダイレクトに伝える派ですよね(^^)
私も「好き」とか表に出さずにいられないタイプです。
これは私の勝手な考えですが、日本人は相手への気持ちをあまり表現しないことが、ここにも出ているのかなと思ったりします。
医師と患者でも、ぜんぜんハグとかあっていいと思うんですけどね。実際、緊急手術後にオー先生がICUにやってきて握手をしてくれた時は、も〜〜のすごく温かい気持ちが伝わってきました。

やっぱり「忙しいんだろうな」はみんな思ってることですよね。必要最小限しか話してはいけない気がしてしまって。
最後に載せたCNJ季刊誌pdfにもちょっと書いていますが、「医師は患者さんの話を待っています」と言ってくれる先生もいます。(インタビューでは、医師に遠慮しなくていいですよ、とも言っておられました)それも先生によるのでしょうが、お医者さんも、患者が個人的なお話をしてくれるほど信頼してくれていると感じられるのはやっぱりうれしいだろうし、これからの医療では大切なことでもあると思います。(ヒマなおばあちゃんのごとくに長々とお話は論外として^^;)
横浜市大産婦人科の患者会のように、お医者さんも参加して軽くお話できるイベントなんかがあってもいいなーと思います。
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