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良くも悪くも、がんの予想外な事実・パート12

良くも悪くも、がんの予想外な事実・パート12

先日、どこから入って来たのか、蚊が1匹部屋に舞っていました。
たいして力あるようにも見えず、ここまでがんばって生きているのならと、ほっておくことにしました。

おそらくは今年の最後の1匹。
どこを見ても仲間などいるはずもなく、ただ1匹でこの世界に残っている蚊。
荒廃した都市にたった1人生き残るというような、この世の終わりを題材にした映画がありますが、この蚊は実際にそんな状況に生きているのでした。

蚊も蝉も蝶も、季節が過ぎるとすべて死に絶え、翌年にまた赤ちゃんが誕生します。すぐに大きくなるとはいえ、それでも大人の誰1人いない世界。一からの始まりです。

もしも人間がそういった周期に生きる生物だったら、この世界はどんなふうなのだろうと想像してみました。

全員が同じ時期に赤ちゃんとして誕生し、ある期間が過ぎたらこの世に1人と残らず死んでしまう。そしてまた赤ちゃんが一斉に誕生して人生を生き、子孫を未来に残して死んでいく。

多くの虫や、いくつかの草花もそういった生き方をしています。
彼らはわたしたちと一緒に存在していると思っていましたが、人間とはまったく違う世界を生きていることを実感しました。

同時に、大人が世話をやかなくても生まれ、そして生きていける、その生命力の強さは、到底人がかなうものではないのだと思うのでした。



と、この話は今回の「予想外の事実」とは何の関連もありません。
ちょっとした箸休めでした。

そして本題。


29、治療には「いらないオマケ」が付いてくる

オマケというと、通常、グリコのオマケのようにちょっとウキウキするものですが、がん治療のオマケは全然うれしくありません。

例えば手術は、「開けて、切り取って、終わり!」という簡単なものではありません。

がんに限らず、今まで活動していた臓器を失くせば多かれ少なかれ不都合がおきるのは当然。さらに、おなかを開ける手術であれば、一生、腸閉塞のリスクを抱えることになります。また、直接病気になっている部分でなくても、何かしらの神経を切る必要があればその部分の機能がおかしくなる可能性があります。

わたしの受けた広汎子宮全摘の場合でいうと、膀胱にくっついている子宮をはがすために、膀胱の神経を切らなければなりません。そのため、膀胱関係の機能が一時期ストップしてしまいます。
トイレに行きたい感覚はなく、自力で排出することもできません。押そうが踏ん張ろうが出ません。(なかには即できる人もいます。また、神経がつながってくれば治ります)

なので、気付いたら大量に溜まっているなんてこともあります。いつまでも我慢できて便利そうに聞こえますが、それって結構怖い。体内でどんな異常がおきているのかが感覚で分からないわけです。
人によりますが、わたしの場合では、昼は2〜2.5時間置き、夜中は目覚ましをかけて3時間置きに、あれこれやらねばなりませんでした。しかも半年間。

溜まってきたら出したいと感じて、トイレ行ったら出る、というのはすごくいい機能だったんだな思いました。

そしてリンパ節を取る手術をすれば、これまた一生、リンパ浮腫のリスクを背負います。おなかのリンパ節が無ければ足に、胸のリンパ節が無ければ腕に一生涯傷を付けてはいけません。傷から入ったバイキンをうまく流すことができず、ひどい場合は異常にふくれて皮膚が硬くなり、文字通り象の手足になってしまうことがあります。

わたしはかなり軽いようで、小さな傷であれば今のところ大きな変化はありません。なのでサンダルやビーサンも履いてしまいます(本当は先生にダメと言われているけど)。しかし、ウエストゴムのスカートなど、軽くおなかまわりに負担があるだけで足やおなかが妙な形にむくむなんてことも。聞くところによると、蚊に刺されてもダメなことがあるようです。

リンパなんて、これまでほとんど気にすることがなかったのに、こんなに大事な役割があったんだ!と思ったものです。生き物の機能は細部にわたってスゴイ。

放射線治療は、治療自体は苦痛の少ないものと言われています。それでも当てる場所によっては味覚障害が起きたり、当てた部分の組織が固くなったりすることがあるそうです。放射線は患部だけでなく、通過する部分に影響を与えるために、骨を通過していれば骨折することもあるといいます。おなか部分であれば、後々、骨盤や脊椎にヒビがはいることもあるとか。5年、10年と経ってから腸に穴が開くなどの合併症が出る場合もあります。



意外といらないオマケが豊富ながん治療。しかしもちろん、抗がん剤の副作用同様、人によって出方に差があるためオマケをあまりもらわない人もいます。技術もどんどん新しくなっているので、今後、改善されていくのではないかと思います。

参考:
放射線治療のことを知る」(がん情報サービス/国立がん研究センター)

冬のさざんかと夏の名残
冬の花・さざんかと夏の名残
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

今年中に

初めまして。
同じ境遇だと思って今年中にイベントにてお会いしたかったのですが。
都合が付かず。
来年にでも参加させていただきます。

>kateyamateさん

こんにちは!
コメントありがとうございます。
来年もいろいろ活動していきます。よかったらぜひいらしてくださいね!
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