良くも悪くも、がんの予想外な事実・パート9

良くも悪くも、がんの予想外な事実・パート9

こうバラバラになっていたら読みにくいだろうなと思いつつ、さらに続ける「がんの予想外な事実」シリーズ。引き続きお金について。

今の人間社会ではお金は無くてはならないもの。お金が中心にある社会は、野生動物のように生きるよりも暮らしの上で安定が望めるにしても、やはり厄介なものであるのも事実。特に体調不良の時には今さら「自給自足でいこう」などと言っているヒマはなく、しかも自給自足で暮らしていようが病気になったら放置でもしない限り治療費がかかります。

つまりは、治療中のお金について考えることは、とっても大事なことなのでした。



24、セカンドオピニオンは保険がきかない

今や誰もが耳にしたことがある「セカンドオピニオン」。
主治医ではないお医者さんに自分の病気についての意見を聞くというものです。

別の病院に行ってお話をするのですが、診察のように見えても保険がききません。なので全額自腹です。しかも、病院によって金額が全然違います。

私は国立がん研究センター中央病院にてセカンドオピニオンを受けました。
ここでの金額は「がん相談対話外来」の場合、27,000円。医師の指定をしてもこの値段でした。病院によっては、「教授32,000円、准教授21,600円」など、職階によって料金が違うところもあります。

わたしはこういった選択が苦手。「教授といってもハズレだったらどうしよう、でも准教授を選んでやっぱり教授にしとけば良かったと思うかも」などという、しょうもない悩みで頭がグルグルしてしまいます。基本、運まかせが心地いいわたし。

そう言いながらもセカンドオピニオンで医師の指定までしたわけですが、これは主治医に紹介してもらったからでした。

ちなみに、わたしはサードオピニオンまで行きました。主治医もセカンドオピニオンも男性医師だったので、女性の意見が聞きたくて長年お付き合いのあった婦人科クリニックに行ってみました。ただし、体調が悪くて行ったのと同時に軽く相談しただけなので、別料金はかかりませんでした。



余談ですが、セカンドオピニオンのイメージも少々間違っている点がある気がします。お金と関係ないお話になってしまうので、また後ほど書こうと思います。


25、確定申告でさらにお金が戻ってくることも

前回登場した「高額療養費制度」で月々の支払いが4〜9万円程度になった!というところで満足してはいけません。

「その1年に支払った医療費が10万円以上」の場合は確定申告で医療費控除を申請できるのです。そうするとお金が戻ってくることがあります。正しくは、支払った税金から戻ってきます。(所得によっては10万円以下でも可能な場合も!)

しかも申請には、通院のための電車賃やタクシー代、市販の風邪薬代なども含めていいという。

「10万円以上になんてならないわ」と信じて疑わない人も、医療関係の領収書はまとめておいた方が得策。電車賃やバス代は手書きのメモでもOKです。

ただし、生命保険などが支払われた場合はその分を差し引かなければなりません。
でもでも!例えば「入院保険」であれば、「入院で支払った医療費」から差し引くので、たとえそれで保険金が余ったとしても、通院は別モノ。

例えばこんな感じ:

△入院でかかった医療費 5万円
△通院でかかった医療費 12万円
○入院保険金 8万円受け取った

という場合は、(入院費5万円-保険金8万円)で、申請できる金額ではないけれど、通院は関係ないので12万円から10万円を引いた2万円は申請できるのです。

この計算では入院保険金で3万円余っていますが、それは入院のために支払われたものだから、ほかには関係ナシ!なのでした。

注:申請した金額がそのまま戻ってくるのではありません。そこからあれこれ計算されます。



確定申告は一見面倒くさそう。しかし、今は国税庁のサイトにある「確定申告書等作成コーナー」で金額を打ち込んでいくと勝手に計算して書類を作ってくれるため、思うよりラク。医療費はこのコーナー内に「医療費集計フォーム」があるので、これも記入します。

それらをプリントして、領収書と一緒に持参、もしくは郵送すれば完了です。使われている用語が独特だったり、なんだよコレというものが登場することもありますが、「ちょっとがんばればボーナスがもらえる」くらいの意気込みでがんばってもらえたらと思います。

以前わたしが提出した領収書は少年ジャンプぐらいの厚みがありました。しかしながら、その年は収入がほとんどなかったために払った税金も小額。つまりは戻ってきた金額も小額だったという。

前年の領収書をひとつひとつ見ていくと、いろんなことを思い出していきます。毎年の確定申告はその一年を振り返るようで結構好きなのでした。

ところでこの医療費控除、先ほどのセカンドオピニオンの代金は申請できません。そのほか細々したことは以下を参照のこと。

参考:
医療費を支払ったとき(医療費控除)」(国税庁HP)
医療費控除の還付金は、いくら?」(All About)
こちらはとても分かりやすい。



次回、もうちょいお金について続きます!

ニャンコ貯金箱
「キグチ洋書コーナー」に先日いただいたニャンコの貯金箱を飾ってみた!ちなみにお金は入っていない
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

このエントリーをはてなブックマークに追加
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

知らなかったー

私はセカンドオピニオン使ってなかったから
そんなにお金がかかるなんて知らなかったー(@_@;)
まさに、びっくりぽんや~w

ねこちゃん貯金箱~
ぜひ500円貯金をして大阪に遊びにきてきて~(*′艸`)

>kikakoさん

高いですよね。
27,000円だと、たとえ保険がきいたとしても8,000円くらいですよ〜。
私の行ったところは1時間ですが、病院によっては同じ位の値段で30分なんてところもあるようです。
フムム。

ニャンコちゃん、500円貯金いいですね!
大阪行けそうな気がしてきました!!
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索