「アキバキャンサーフォーラム」でボランティアをしてきた

「アキバキャンサーフォーラム」でボランティアをしてきた

「がんの予想外な事実」シリーズはもう1回だけお休みです。
このシリーズはもう少し続く予定なので、現在起こっている出来事が「それ、いつの話?」という具合になりそうだからです。

で、実際「いつの話?」になりつつあるのが今回の「『アキバキャンサーフォーラム』でボランティアをしてきた」。先週末、8月8日(土)に行われたので、もう1週間前の話です。

アキバキャンサーフォーラムとは、「一般人のためのがんの学会」です。NPO法人キャンサーネットジャパン(CNJ)主催により、秋葉原UDXにて行われました。これは、がんの専門医を含めた72名の講師が60の講義を行うというダイナミックなもの。手術体験やヨガ、患者会を紹介するブースなどもあり、なかなかに楽しい雰囲気です。

しかも驚きなのは、講師が全員ボランティアなところ。もちろん、医師もです。そういった気持ちを持った人がこんなにたくさんいることがうれしいし、それだけの人を集められるCNJもすごい。

わたしがボランティアをしたのは前日の会場設営と当日午前中の受付。肉体労働とスマイルを提供させてもらいました。

アキバキャンサーフォーラム1
会場設営中

ボランティアというのは無償の奉仕ではありますが、わたしはいつも、そこに参加することで得られる可能性のある何かしらを期待しています。それは、来場者が心地いいと感じてくれる気持ちであったり、主催者が助かったと思ってくれることだったりといったもの。そして願わくば、自分の成長や今後につながる何かを得られると完璧です。

アキバキャンサーフォーラム3
ステージなどがあるスペース

今回のボランティアではそれらの目的を達成したに近いものがありました。
いくつか勉強になった点はありましたが、その中のひとつが設営中にボランティア仲間とお話したことでした。

その方はティーさん(仮名)。ご主人がスキルス性胃がんを患っていて、一緒に患者会を立ち上げたという方でした。
スキルス性胃がんは、いわゆるメジャーながんではないため情報が少なく、気持ちや情報を共有する仲間を見つけにくいのが現状なのだそうです。20代などの若い世代でもかかることがあり、進行も早いのだとか。わたしもその名前は知っていても、どのようながんなのかは知りませんでした。

その会の名前は「希望の会」。会を開いてすぐ、日本全国から大勢の会員が集まったそうです。それだけ仲間を必要としている人がいたということでしょう。自分から会を立ち上げるまでの一歩を踏み出せなくても、その一歩後には自分の身を抱えて悩んでいたり、思いを話したくても話せる相手のいない人がたくさんいるのだと思いました。

「それぞれに気持ちは違うから『がんばりなさい』といったことは言えないけれど、がんになったといっても様々なことができるということを、自分たちの発信するものから感じてくれる人がいたらいいと思う」と、その方は言っておられました。

そのあたりはわたしの思いと似ていると思いました。お会いした第一印象からピピッとくるものがありましたが、根本にある気持ちが似ていたからかもしれません。

会の立ち上げには、ホームページの開設からできる限り多くの人への周知、各地での会の開催や運営、法人化など、やることが無数にあります。それは金銭的にも精神的にも常に困難がつきまとうものでしょう。何より、モチベーションを維持するのが大変。

これはわたしの想像ですが、ご主人がそれらの難関を越えて会を作っていけた一番大きな理由は、一緒に考えて行動してくれるティーさんがいたからではないかと思います。何かを始める時には、気持ちをひとつにして動いてくれる人の存在はとても重要です。ご夫婦でそれができているのはとても素敵なことだと思います。

ティーさんとお話していて、自分ももっとがんばっていけそうな気がしました。そしてこれからもつながっていけそうな予感がしています。そんな、「いい出会い」が今回一番の収穫でした。

アキバキャンサーフォーラム2
当日来場者へお渡しする資料セット作り



フォーラム当日は半日を受付嬢(?)として活動し、その後は受付でコンビを組んだ方と一緒に会場を巡って「がんの人へのメッセージ」を書いてみたり、講演を聞いたりして過ごしました。まだまだ聞きたい講演があったものの、ハラが痛くなるのを避けるためにほとんど食べずに動いていたもので結局ダウン。退却せざるを得ませんでした。

家に帰ってからはバタンキュー。もっと体力付けないといけないなというのも教訓です。そういえば今日も一歩も外へ出ていない。

アキバキャンサーフォーラムHP
希望の会HP

夏仕様
残念ながら当日は写真を撮らなかったので、関係ないですが夏仕様にしてみた部屋の一角
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

ボランティアお疲れ様でした!本当に前向きにいろんな事に挑戦してますね(^^)
今さらですが、マリさんには発信力と吸収力と行動力が備わっていますね
私はそういった力がゼロ人間なので読んだり聞いたりしてフムフム(^^;)
そういった活動があるのかフムフム…
医師もボランティアかフムフム…
裏方に患者さんやその家族かフムフム…
マリさん力尽きたかフムフム…
参考になります(^^)

皆さん、癌と真面目に取り組んでいるのですね
フォーラムで語られた事や議論された事、体だけじゃなく精神的にでもその恩恵に預かれる患者さんが一人でも多く増えるといいですよね

マリさん、無理しすぎないで体大事にしてくださいね(^_^)/
  • #722 ちっくたっくぼんぼん 
  • URL 
  • 2015.08/19 00:05 
  •  ▲EntryTop 

>ちっくたっくぼんぼんさん

ボランティアに行くと舞台裏が見れたりいろいろな出会いがあったりして面白いんですよね〜。
ただ見に行くより深みがある感じです(^^)
何もない場合もありますが。

会場にいて、ホント、熱心に知ろうとしている人は多いのだなと思いました。
がんはみんなに身近になっているのかもしれませんね〜。登壇者の熱心さもすてきだなと思います。

しかし、大変にへばりました。
ヨレヨレです。
運動せにゃいかんですね(^^;
ワンコでもいたら楽しく運動できそうなのに〜。
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