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無理のきく体と、無理をきかせてしまう体

無理のきく体と、無理をきかせてしまう体

「あの人は、長く生きない気がする」

先日、会話の中で友人が何気なく言った一言。
もちろん、わたしのことを言っているのではありません。
彼女の知人の話です。
それも、特に現在病気をしているのでもない、健康な人のこと。しかし彼女は、その人が長生きしないと思ったのでした。その理由は「がんばれてしまう人」だから。



わたしががんを発症した原因を考えた時、その大きな要素のひとつだろうと思ったのは「ヘンな仕事の仕方をしたこと」でした。いろいろな原因がごた混ぜになっての発症ではあるのだろうけど、その最も大きなものはそれだろうと思っています。

フリーランスになって少ししたころから数年間、とある出版社に委託されて社内常駐での編集をしていました。終電での帰宅はざらにあり、連続の徹夜作業も多い。22時に終われば「今日は早く終わったから飲んで帰ろう」などと言っているような具合。仕事を深夜2〜3時ころにとりあえず切り上げて、近隣のビジネスホテルに泊まって翌朝また出勤なんてこともありました。

しかし、好きでやっていたせいかまったく苦に感じることはなく、むしろ面白がっていたのでした。

さすがに1ヶ月半を休みなく働き、2週間続けて徹夜作業をした時には首の後ろがピキピキしてきて、全体的に感覚がちょっとおかしくなりましたが。

それでも、「人間って、結構死なないものなんだな」と思ったりして。

徹夜で仕事をしていても、わたしはなぜか眠くなりません。まれにカクッとなる時はありますが、だいたいは集中が途切れることもなくひたすら働くことができます。そろそろ体を休ませなきゃだよねと、本能でなく理性で寝るような状態。

もちろん、その間の食事は外食や社食、コンビニばかり。栄養ドリンクはほぼ毎日飲む。

それでも(表向きは)元気な自分を見て、「わたしは無理のきく体なんだ」と思うようになったのでした。

後から考えるとひどい働き方で、そのせいで知らないうちに少しずつ体内がおかしくなったのではないかと思います。そして、がんの発症や進行に至ったのかもしれません。

しかし、友人が「あの人はがんばれてしまう人だから、長く生きない気がする」と言うのを聞いた時、わたしの落ち度は「単純に仕事のしすぎ」ではなく、もっと違うところにあったんじゃないだろうかと思いました。

わたしもその人同様に、がんばれてしまう人。それを客観的に見たことで、「無理のきく体」というのは、ちょっと異常な機能なのかもしれないと思ったのです。

生き物は本来、体が疲れたら眠くなるようにできていて、それが普通なのだと思います。ところがわたしの場合、おそらく体は限界なのに活動できてしまう。

これはまったく根拠のない想像ですが、やる気だか何だかがアドレナリン的なものを出しまくって眠くならないようにしてしまっているのではないかと思います。
命の危機的な状況でそうなるならともかく、ちょっとがんばろうかな、ぐらいでも発揮されてしまうその機能。その、優れた機能だと思っていた部分は、本当はちょっとおかしいのかもしれないと思いました。

それが本当に異常なのか、優れているのかは分かりません。
しかし、きっとそれは「無理のきく体」ではなく「無意識に無理をきかせてしまう体」だったんだ!と、友人との話から感じたのでした。

そうであるなら、なおのこと理性で体をいたわらなければいけなかったと思います。「無理のきく体」は頭でコントロールしてやらなければ大事に至る可能性のある、諸刃の剣のようなものだろうと思うのでした。

ですが、ここで病気にならなければ、本当にもっと早くに死んでいたかもしれないと思ったりもします。もしかしたら、がんのおかげで命が延びたのかもしれません。



今は体力自体がなさすぎて、ちょと夜更かしをするだけで翌日しょうもない状態になるので、必然的に休んでいます。良いんだか悪いんだか。

オフィスからの眺め
眺めはとてもいいオフィス
[懐かしフォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

無理がきく体

マリさん、私、すっかり無理がきく体の人に戻ってます(笑)

まぁ、さすがに徹夜とかは無いので
すが、忙しい・・しかし忙しい、疲れたとアピールするほど若くなく、『その年齢ならみんなそうだよ』と言われてしまいますよね。
私は病気になった時、まず不安だったのが、日常の生活=仕事ができるのか?ということでした。その意味では希望がかなって幸せなのですが・・。

でも、もし再発したら、後悔するかなぁ?
マリさんの文章を読んで、少し考えます。

主治医の先生に助けてもらった時の感謝を忘れずに、もう少し生活を見直さないと・・。(反省をすぐ忘れるタイプの私)

ただ、今、仕事の関係で、子育てや介護中の女性の働き方を考える仕事に関わってます。時間などに制限があるけど働きたい、社会に関わりたい女性の活躍の場を拡げるものです。
これって、癌患者の就労にも関係しますよね。通院しながらでも、より良い状況で働ける環境づくりを考えていきたいです。
って、結局、働くことばっかりになってきた~。

マリさんも、そう言いながら(病院イベントの準備の様子を見ると)まだまだ、無理するタイプなので、気をつけてくださいね!
楽しいと体が無理してても、忘れがちなのでね。(でも、次回も期待してます)

>あうさん

人って、結構なんでも忘れるものですよね。
旅行に行って、非日常を経験しても帰ってくれば元通り、というようなことばかりだと思います。
病気の場合、それだけ正常になってるってことでもあるんですが(^^)

せっかくのこの経験を、何もなかったような……となるのはもったいない!と思って一生懸命忘れないようにしています。
それでも、ブログを読み返すと忘れていることがたくさんあるんですよね。なので日記やブログを書いておいてよかったなと思います。

「災害は忘れたころにやってくる」は病気にも当てはまりそう。
いや、病気にこそ当てはまるかもしれません。体はいたわらなきゃですね〜。
でも、働くこと自体はまったく悪いことでも、苦労すべきものでもないし、その結果どこに転んだとしても楽しくいられればいいのかなと思います。(でもいたわりつつ)

あうさん、また違う活動にも関わってるんですね。すばらし〜!
次回展示についてはまた相談させていただきたいです!
ニョロシクお願いします。

NoTitle

マリさんも無理がきく体だったんですか?
私は典型的な無理がきく人。そういう人にとってぴったりだったのがランニングです。
フルマラソンをひいひい無理して走って完走後の達成感にうっとりしていました。
でももう無理。
現在は体のいろいろなところが悲鳴をあげていますわ。
いまは何につけても無理をするのは慎んでいます。
無理をして体をこわしたらみんなに迷惑をかけるので。
 でもあきれるほど無鉄砲だった時の自分もなんだか愛しくてにくめないです。
マリさんもきっと無理をしてがむしゃらに働いた時の経験が、今の素敵なマリさんにつながっているんだと思います。
今日も暑くなりそうですね。お互いに夏バテしないように気をつけましょう!

>ルッコラさん

なるほど〜、確かにランニングの達成感と、仕事で体力の限界に挑戦して「意外とイケる」と感じるのは似ていますね。
楽しいからといってやり過ぎれば、どちらも故障につながるのも同じですね。
まだできると思っても、総合的に見て自分をストップさせるのも必要なことなのだろうと思います。
自分の体に対しての認識が未熟だったなと思いました。

今年は太陽がとってもがんばってる気がします。
太陽も無理していたりして。
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