スポンサーサイト

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

このエントリーをはてなブックマークに追加
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
  • Edit
  • TB(-)|
  • CO(-) 
 
 

5.11事件の章

5.11事件の章

2年前の今日、2013年5月11日、「がんです」という告知を受けました。

いわゆる、記念日というやつなのですが、実を言うとわたしにとって“日付”はあまり意味をなさないもので、以前結婚していた時も結婚記念日にダンナが花束を抱えて帰ってきたのを見て「え?」と言ってしまったほどでした。
なので、告知を受けた日もしばらくの間「4月頃」と勘違いをしていました。(ただし、腸閉塞の緊急手術の日だけはあまりのインパクトの強さにハッキリ覚えています。年末だったからかも)

しかし、やはり告知の日は人生の大きな節目だったので覚えておいた方がよかろうと思い、手帳を見返したら“5.11”。そして1度目の手術は置いといて2度目の手術は“7.11”。とても覚えやすい。

そんな冗談はいいとして、この5.11事件はわたしの中で大変大きな出来事でありました。
今までの人生の中で2、3度の節目があり、「あ、今、人生の章が変わった」と思う瞬間があったのですが、この事件はおそらく、本の「上巻」が終わって、「下巻」に入ったというくらいのガラリとした変化でした。多分、タイトル「木口マリの冒険」の後に続くサブタイトルもかなり違うものになっているでしょう。



2013年5月11日。
まずは、そのころ通院中だったクリニックから「検査結果が出たので早めに来てください。予約なしでもいいですから」との電話がかかってきました。
当然、そんな電話が来ればいい話なはずが無い訳で、話している最中から心臓がドクドクしているのが分かるほどでした。

その電話では詳しい話はまったくなく、もしかしたら筋腫?そのほかの何か?という可能性も無くはなく、しかしやっぱり最悪で「がん」なわけで、そうだとしたらその先に「死」があるかもしれないのでした。

「死ぬかもしれない」と思った時、当然それ自体は恐ろしく、背中に重く冷たい氷の妖怪でものしかかったかというくらいに息が詰まる思いでした。

しかし、しばらく電話を切った状態で固まっていたところ、ふと「たとえ死ぬとしても、きっとわたしなら、その瞬間までをいいものにすることができるはず」という考えが浮かんだのでした。もしかしたら今まで生きてきた以上に濃密な時間にすることができるかもしれない、と。

それは、わたしにとって、命が尽きる不安を覆すほどの希望となりました。さまざまな不安は心の中に渦巻いているものの、その中を倒れずに歩いていけるだけの力を備えた希望です。結果、こうして今も生きていることができているのですが、その時感じたものはそのまま残っています。
思うと、「死」から、逆にどう生きるかを学んだようなものかもしれません。



そうして始まった、新しいわたしの本。
その中にはまた、いくつもの章があると思います。案外、下巻の後に「リターンズ」とか「外伝」とかもあるかもしれません。何にしても、この先にどんなことが起こっていくか、ページをめくっていくことが楽しみなのでした。

5.11記念日
2年前を思って撮った、公園の花。あの頃も草木がきれいだったと思いつつ、そのころと同じ葉や花は一つも無く、同様に人間も、同じように見えて始終変化をしていくものなのでしょう。
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

にほんブログ村 病気ブログ 子宮がんへ
にほんブログ村
スポンサーサイト

このエントリーをはてなブックマークに追加
Guide
  •  …この記事と同じカテゴリの前後記事へのページナビ
  •  …この記事の前後に投稿された記事へのページナビ
 

~ Comment ~

マリさんこんばんは。

私の息子(現在7歳)も、まだ0歳だった時に、薬も治療法もない病気であろうという宣告を受けました。10.11でした(笑)
でも、母として私がある覚悟を決めた時から人生が全く違う方向に進み出し、余命いくばくもなかったはずの息子は元気になり、現在に至ります。
自分で生きていると疑わなかった自分が、「生かされている」という事実を知った瞬間でもありました。
人間、様々な体験、タイミングで学びを頂けますね。
有難し、です☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

>アイビーさん

アイビーさん、こんばんは!
3.11、5.11、7.11、9.11、10.11……。
個人的なことも社会的なことも、最近は.11が多いなあ、なんて(^^;

いただいたコメントを読んで、自分の中でしっかりと受け止めた瞬間が覚悟なのかもしれないなと思いました。逃げも隠れもせず、自分が決めた方向に向かっていこうというような。
自分のことならまだしも、子供のこととなると尚更苦しいものがあっただろうなあと思います。
母は強し!ですね。
でも、息子さんが生きていてくれて本当によかったです。
そこから学びを得ているアイビーさんもすばらしい!感動モノです。

5.12

マリさん、私は昨日5.12が手術日。
1日違いですね・・(告知は4.8)。
私は告知後に大きなイベント仕事があったので、忘れたふりして仕事してました。
でも、やっぱりショックで、マリさんのように前向きには考えられなかったなぁ。

でも、その日から一年、新しい出会いがあったり、考え方が変わったり・・
思えば人生の中で、結構、濃密な年でした。そして昨日は術後一年のCTを撮り、本日にその結果を聞きに病院へ。

主治医の先生に笑顔で『大丈夫だったよ』と言われ、とっても嬉しかった。
再発無し✨。
(何も起こらなかったので、経過が良いのは分かってたんですけどね。)

『ただし、癌は無いけど胆石があるのよね~。』
『ん、胆石?』
どうやら、コレステロールが多い人はできやすいらしいです。まぁ、大したことにはならないようですが、私の第2章は婦人科に消化器内科が加わるみたいです。

でも、メンタル的には『胆石』をネタにするぐらい安定。
第2章の私は、マリさんのように前向きです!

書き忘れ

マリさん、結婚記念日とかは忘れちゃ駄目っすよ!(笑)

>あうさん

あうさん、一年経過しましたかー。
おめでとうございます(^▽^)/
そうでしたね、記念日がお互い近いよねという話をしてましたね。
検査もなにごともなく、よかったです!

私の場合、ずっと昔に「死ぬかも!」と思って何ともなかったり、「孤独だ!」と思ったら意外とそうでもないと分かったり、そういうことがなぜか小出しにあったのがよかったのかなと思います。(もしや今回のための伏線だったのか……?)

今度は胆石ですか!でも痛みとかあがる前に見つかってよかったですね!
これも早期発見の利点ってとこでしょうか(^^)
石は超音波で粉砕ですか?
うちのフェレットは尿管結石ができた時、石を溶かすような食事をするように指示されましたが胆石ではどうなんでしょ。フェレットと一緒にするなーっ(^^;

>あうさん2

あ、私も書き忘れ。
結婚記念日は忘れちゃダメですねー。何年だったかもよく覚えていないので、必要がある時はいちいち自分の年表を作って確認しています。

胆石ゆ

胆石は、次回の検査次第らしく、
現在は無症状なので、何も治療なく、そのまま経過観察になって欲しいと願ってます。

フェレットって、さすがマリさん!
おもしろい子を飼ってたんですね。
当たり前かもしれませんが、フェレットにも胆石できるんですね。。。

>あうさん

たしか、フェレットは尿が酸性寄りになるような療養食にしたような〜。
(不確か)
とにかくその缶詰が大好きで、目玉が飛び出そうな顔してガツガツ食べてました。そのおかげか、その後はならず〜。

フェレットめちゃくちゃかわいーですよ!
犬とネコの中間ってかんじです。
  ※コメントの編集用
  シークレットコメントにする (管理者のみ表示)

~ Trackback ~

卜ラックバックURL


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

MENU anime_down3.gif

同じカテゴリの記事が一覧表示されます
同じタグの記事が一覧表示されます
更新月別の記事が一覧表示されます
キーワードで記事を検索
 
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。