「病院イベント 第三弾」終了!

「病院イベント 第三弾」終了!

ちょっとご報告が遅くなりましたが、「順天堂大学練馬病院写真展 vol.3」無事終了しました。
今回の出展者は前回より6名多い、37名での開催でした。製作の協力者を含めると45名ほど。たくさんの方のご協力により、今回もすてきな展示になりました。ありがとうございます!
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_1

また、この日に時間を取っておいてくださった方、遠方からご来場された方、仕事の後でかけつけてくれた方も、ありがとうございました。とてもとてもうれしかったです!
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_2

今回はあらためて、がんとその治療は人にとって非常に大きなものだと感じました。がん体験者からいただいた写真と文章は、言わばそういった険しい山を登った、もしくは今も登っているからこそ見える風景です。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_8

しかしそこには病気になったことを嘆く姿はなく、ほのかな強さや希望までも感じられるのでした。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_10

おそらくは「がん」という状況が人の極限に近いものであるからこそ、生きることを純粋に望む気持ちとひたむきさがあるのだと思います。だから、本当に大切なものを捉える力がつちかわれるのではないかと思うのです。
作品にはそういったものが込められているように感じました。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_9

作品は、病気を抱えている人だけでなく、生きることにちょっとした悩みを持つすべての人に見てもらえたらと思います。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_11

また、今回もがん体験者の家族友人、そして医療者からも多くの作品をいただきました。それは病院に咲く花の写真であったり、それぞれに大切にしていたい瞬間であったり。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_13

特に、忙しい医師とは診察中、「先生の好きなものなんですか?」なんて話はしにくいものです。そんな医療者にも家や休日があって、同じ人で、というようなものが感じられるといいなと思います。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_3

イベントが終了し、あと片付けをしているころ、ひとりの看護師さんが見に来てくださいました。
その方は写真を眺めて「なんだか温かい」と一言。撮っている人の気持ちがこもっているからかな、と言っておられました。「普通に見る写真とは違う」と。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_14

わたしもその方とは初対面で、出展された方々のことも知るはずもないのにそう感じてくれる人がいる。それはとてもうれしいことでした。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_16

実際、写真には目に見えない何かが含まれているものです。
「心が安らぐなあ」と思って撮ったものにはそういう一片が溶け込んでいるし、優しさでも辛さでも、良い感情でも欲でも、そこには写し込まれています。見る人の感覚によってそれが見えたり見えなかったりすることはありますが、それは頭で考えるものというより直感に近いかもしれません。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_4

そしてこの看護師さんは展示から「温かさ」を感じてくれたのでしょう。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_12

また、これはわたし個人としても小さな勇気の素になったのでした。
写真展にいただいた作品はどれもすばらしく、自信を持って展示をしています。しかし、この活動自体やブログも、果たしてどれだけの人に受け入れられるだろうか、独りよがりではないだろうかと始終頭の片隅にありながら続けています。そんな時に(おそらく健康な)看護師さんからその言葉を聞いて、まださまざまな方向に広がる可能性があることを感じたのでした。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_5

とにかく、「そう感じてくれたことがうれしかった」というだけのことなのですが、こうやって書いてみると、わたしはかなりうれしかったんだなあと今さら思ったりして。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_26

イベントとしてはこの日で終了し、スライドや音楽、天井からぶら下げていた作品、文章は外してしまいました。ですが、ほとんどの写真は配置を整えて常設展示してあります。今回見に来れなかった方も、近くをお通りの際はぜひ寄ってください。
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_7

次回開催は10月を予定しています。どんな企画になるか、お楽しみに!

順天堂大学練馬病院写真展vol.3_15
今回はこんなパネルを作ってみました。がん治療センターは地下で窓が無いため、窓から外を眺めたような風景です。

順天堂大学練馬病院写真展vol.3_6
仕事でイベントをされている方がメッセージや感想を書いて貼れるリンゴの木を作ってくださいました!あうさん、ありがとうございます!

順天堂大学練馬病院写真展vol.3_22
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_24
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_23
このチラシも!

〜展示前夜のメイキング〜

順天堂大学練馬病院写真展vol.3_20
診察が終了したころからすかさず作業開始
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_21
夜なのに陽気な病院スタッフ
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_18
診察室のベッドでパネル製作中
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_19
パソコン2台を操る看護師さん
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_27
額にお花をセッティングしてくださいました!
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_28
今回の作品点数は約150点
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_17
スライド製作中
順天堂大学練馬病院写真展vol.3_25
すてきなハーブやお菓子の差し入れもありがとうございました!

[写真展ご報告フォト (c)木口マリ]

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~ Comment ~

すっごいいいね~

マリさん おはよー
写真展お疲れ様でした~(^O^)
読んでて、ほんとにほんとに素敵な写真展と伝わってきますよ~
マリさんの周りには素敵な方がたくさんいるね~
嬉しいね
そんな中に参加させてもらえてほんと嬉しい~(*´∀`*)ゞ
次回は10月なのね~
今度こそ行ってみたい~~~o(^o^)o
がんになったのはほんととても辛い運命だけど
がんにならなかったらこの出会いもなかったと思うと・・・(*′艸`)

温かさの伝染

マリさん、1週間たちましたね。
本当にいい取り組みでした。今も心に残ってます。

今回は特に、みんなが勝手に盛り上がり、交流できたのが本当に楽しかったです。
がんと言うと、重い話になりがちですが、
本当はもっと話をしたいし、他の人にも聞きたい、そして医療関係者の方とも話したい。そんな想いがかなう時間でした。
現在入院中の方が、身内や親友にも病気のことを話せず、今日初めて話せたといって涙していたのには、思わずもらい泣きでした。私も、その時の気持ちを思いだしました。(同じ体験がないと話にくい事もありますよね)

患者会というと、少し元気になった私にはハードルが高く感じますが、写真展というと行きやすい。あの空間の温かさが、話をしやすくしてますよね。

それにあの場所に居なくても、写真やみなさんの言葉は、辛い状態の中にも希望があることを伝えてくれます。

こんな素敵な企画を初めてくれたマリさんに改めて感謝してますし、少しでも手伝わせてもらえてる事を嬉しくおもいます。

温かさは伝染します。
ハッピーはつながります。

マリさんの前向きパワーと優しさで、どんどん新たなに広がりそう・・
次回も是非、手伝わせてくださいね!
今回は、思いつきの突貫だったのでもう少し次回はデザインの良いチラシを作りますね。(もう少し、やれる子のはず・・)

企画に参加、患者としても参加と、私が一番お得な人かも(笑)

>kikakoさん

kikakoさん、おはようございます!
とてもいい展示でした!それが伝わってうれしいです(^^)
たしかに、周りにすてきな方が多いですねー。kikakoさんもそのひとりです♪
それぞれこれまでも同じように生きていたはずなのに、今になって出会ったのはやはり巡り合わせ。お互い、いい人生なのだろうと思います。
今回はかなり突貫で作業をしていましたが、次回はもっとしっかり計画したいです!また参加していただけたらうれしいです〜(^^)/

>あうさん

あうさん、おつかれさまでした!
ほんとにありがとうございました!
写真をまとめてみると、あらためていいイベントだったなーと思います。当日は主催側として緊張ぎみだったもので、余裕がありませんでした(^^;

身内だからこそ話せないという状況は私も確かにありましたね〜。そのほかの方のお話も、それぞれの思いを感じることができてよかったと思います。そういった思いを一緒に包んでいって、できるだけ多くの人が楽しいと思える場を作れたらいいですよね。

写真展なら来やすい、たしかに!
一歩出にくい時に敷居の低さは重要ですねー。展示も話しやすい環境に一役買っているなら、それは予想していなかったプラスの効果です♪

ぜひぜひ、これからも一緒にすてきなイベントを作っていきましょう。
温かさも楽しみも、じわじわ広がっていきますように!

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

>アイビーさん

こんにちは!メールにお返事を送りました。パソコンから送ったので、届いているか心配なのですが。届いてなかったらご連絡ください(^^)/

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

看護師さんが展示作をみて
「温かい…」と言ってくださったのですね
何だかその一言で参加してよかったと、私もおじゃましたかったと思いました
重く暗いイメージの癌から温かさが伝わるって素敵なことです

そして
またマリさんのお母さまの額縁に私の作品があって…
有り難いです
本当にありがとう

マリさんに、協力してくださった方々に感謝です

常設展示、コソコソ見に行くかもしれません_(^^;)ゞ

  • #622 ちっくたっくぼんぼん 
  • URL 
  • 2015.05/10 13:55 
  •  ▲EntryTop 

>Sさん

イニシャルトークですみません!メールに返信をお送りしました〜(^^)/

>ちっくたっくぼんぼんさん

看護師さんの言葉は私もとってもうれしかったです。
(しかも2回言っていました^^)
「有名な写真家さんの写真展でもこうは感じない」とのことでした。
気持ちは伝わるんですね〜。

ぼんぼんさんの今回の作品もあの場所しかない!と即決でした。
文章も常設できればさらによかったのですが。
タイトルは掲示されているので、見る人はそこから何かを感じてくれるのではないかと思っています。

ぜひぜひ、見にきてください!パンフなども置いてある待合い室だし、患者さんも写真をよく眺めているので堂々といらして大丈夫ですよ(^^)
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