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死ぬほどビビった20代の「要精密検査」

死ぬほどビビった20代の「要精密検査」

今回、がんの告知をされてもおかしなくらい冷静なわたしでしたが、検診で初めて「要精密検査」が出たとき、それはそれはびっくりしました。

健康であることが当たり前の20代。そのころ勤めていた会社での検診だったため、仕事中に検査結果を受け取ることに。

「”なんにもな〜し”と出て終わりなんだよね〜、こういうのって」

と、へらへらしながらおもむろに封筒を開けました。
ところがそこには太字で、

『要精密検査』

の文字が……。

二つ折りにされた紙の真ん中に、それこそドカンと記されているではありませんか。
(それとも、あまりにびっくりしてその言葉だけが大きく見えたのか)

は?見まちがいか?

『要・精・密・検・査』

何度読んでも確かにその五文字……。

どーーーーん…………。

それまでのへらへらした表情が微妙に顔に残ったまま、固まること10分。(注:脳内時間)

パソコンのキーをカタカタたたく音や、電話がプルルと鳴る音……。日常の音が遠い。それまで隣の席の後輩とバカ話などしていたのが遥か昔のことのように感じる。

その夜、自宅へ帰ってもう一度広げてみても、やっぱり同じ文字が並んでいて。

……どうしよう。病気かもしれないんだ……。

こういうときは考える限りの最悪のシナリオを思い浮かべるもの。

がんなんだ……。
死ぬかも!!!

今考えると、おいおい、一人でどこまで行っちゃってるんだ、とつっこみたくなりますが、このときは超真剣。

親しい人で、だれもこんなことになってる人がいない。親兄弟に言ったらすごく心配しちゃうだろうし、そうなったらわたしの方が余計悩んじゃう!だれにも言えない!

と、一人で完結し、さらに落ち込んでいきます。このときほど、孤独を感じたことはありませんでした。

仕事をしていても、ふとすると病気のことが頭をよぎります。

と、とにかく病院に行ってみなきゃ……。

結果を知るのが怖いため、明日でいいや、明後日でいいや、と先延ばしにしながら、それでもなんとか重い足取りでY先生のクリニックへ。

産婦人科のためか、待合室は明るくほのぼのとした雰囲気。大きなおなかを抱えた女性があちこちにいます。その幸せそうな人々とは対極にいるわたし。(いつも思いますが、これはかなり酷な組み合わせ)
こういうとき、なぜか同類を探したくなります。ちらりとあたりを見回し、おなかが大きくない人を確認。特に年配女性は堅い(←失礼)。そして勝手に仲間と認定。

そうこうしているうちに、診察の順番がやってきました。

ずーんと暗い影を引きずって診察室へ。
優しそうなY先生にちょっとホッとしながら、検診結果を差し出しました。

「こ、こんなものをもらったんです……」

「あ、”Class Ⅲa”出ちゃったのね。じゃ、検査しましょうね」(ニコニコ)

……なんか、先生ふつーに対応してる。(しかも笑ってる)
おもーい空気になることを想像していたのに。これって、これって、もしかして、ふつーに、日常的に、そこらに転がってる石コロ的に、よくあることなんじゃないだろうか……。

さらっとした先生の態度から、そんな思いがよぎりました。
検査も1分で終了。

子宮頸がんについてご教授いただいたのち、無事帰還。そのころには気分が落ち着いていました。

それから結果が出るまでの一週間はやはりドキドキでしたが、結局、そのときはがんではなかったようです。特に治療などをする必要はなく、その後は三ヶ月〜半年おきに検査をしていきました。

(ちなみに子宮頸がんの検査結果はClass ⅠからⅤに分類されます。Ⅰ、Ⅱはがんではなく、Ⅲa、Ⅲbは擬陽性、Ⅳ、Ⅴはがんとのこと。わたしのような場合であれば、自然にClass Ⅱに下がるのを待つだけだそうです。実際、わたしも一時期下がったことがありました。)

気持ちの整理がついたころ、友人に「実はこんなことがあって……」と打ち明けました。すると、「わたしもあったよ。すごい、死ぬーってさわいじゃって。ははは」だ、そうで。また別の友人も、「Class Ⅲa?あー、なる人いっぱいいるよ」と、あっさり。

なんだ。結構いるもんなんだ。

でも、この一件があって、「自分も病気になる可能性があるんだ」と実感。なんとなーく、覚悟を決めたのでした。

で、実際がんになってしまったわけですが、そのとき割と落ち着いていられた理由のひとつはここでの経験だったと思います。まとめると、

①自分も病気になる可能性がある!(ヒトゴトじゃない!)
②意外と仲間はいる!(コドクじゃない!)
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