わたしが出逢ったすてきなお医者さん<其の二>

わたしが出逢ったすてきなお医者さん<其の二>

<ついていきます、O先生>

病気が発覚する前、2012年の年の暮れ、ふと、「来年(2013年)はいいことが起こる気がする!!」という予感がビビビとよぎりました。

2013年になり、確かに、それは当たっていたと思いました。

がんが発覚し、しかも進行しており、手術と化学療法を受け、腸閉塞になり、ストーマ(人口肛門)をおなかに造り……、病気ではいろいろと大穴を当ててしまった感がありますが、バツグンにいい当たりクジも引いていたのです。

当たりだったな〜と思うことはいくつかあるのですが、最もよかったのは出逢い。
人との出逢いは偶然の賜物。まさに、神の成せる技。
しかも、一発で当てちゃうなんて、相当に運がいい。

その最上位、2013年「遭ってよかった人」第一位は某大学病院産婦人科のO先生でした。

初めての診察はまず電話予約。
予約しないとダメなんて、どんなすごい病院なんだ〜(←割と普通のことだと後で知った)、と、またもやビクビク。ここでも、なめられちゃイカンと、なるべくキチンとした服の組み合わせを試行錯誤。結果的に安っぽい普段着にスーツっぽいジャケットを羽織っただけの、なにやらアンバランスな格好になってしまって、自信も喪失。
とにかく時間もないし、クリニックのY先生にいただいた紹介状を握りしめて病院へ向かったのでした。

そして出逢ったO先生。一度目の診察で、私の心に「信頼できます」のハンコが押されました。
文字やら図やらを書きながらのしっかりとした説明、超・超多忙なはずなのに、それを微塵も感じさせない落ち着き、患者の気持ちを気遣った言葉選び……。なんか、オトナだな〜(当たり前だけど)と感動。
マスクの上に見える目がいつも微妙にスマイルなのもイイ。

「この先生についていこう」と決意したのでした。

それからもいい先生ぶりは炸裂。セカンドオピニオンの先生からO先生宛てにいただいた手紙を「一緒に見ましょう」と言ってその場で開封して読んでくれたり、腸閉塞で入院したとき(このときは外科で入院)もしょっちゅう気にかけて回診に来てくれたり、そのたびに信頼の嵐です。
外来で診察を長時間待つことがあっても、「一人ひとりの患者を大切にしてじっくり時間をかけてくれてるんだな〜、なんていい先生だ〜」と、もはやいい人にしか見えない。信頼って、「恋は盲目」と似ているかも。

ちょっと前の、私のお医者さんのイメージは「おれ、お医者さん。エッヘン」でした。なにか遠い存在というか、人間じゃなくて「お医者さん」っていう生き物というか。(昔でもそうじゃない人はそうじゃなかったし、今でもそういう人はそうなんですが)
カゼなどの日常的な病気であればそれでも構わない(でも二度と行かない)のですが、命を預けるほどの病気となると、どんな名医であっても正直イヤですよね。ついでに何年もかかったりするのです。

医者と患者という間柄であっても、しょせんは人と人。信頼関係が最も重要なのではないかと思います。

私は、あと最低10年はO先生にお世話になります。でも、それはうれしいお付き合い。治療をおまかせするだけでなく、人間としても学ばせていただきます。

2013年、ほんとに、いいことがあった〜。
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