最近、「医龍」をみた

最近、「医龍」をみた

最近、ドラマ「医龍」にハマっています。

入院中、「大学病院のゾロゾロ回診がスゴかった!」という話を友人にしたところ、「医龍」みたいだね、と言われたことから、ずっと興味を持っていました。

しかし、そのころはまだ治療が始まったばかりの時。まあまあ普通に見えても、とても不安定な精神状態です。意識して余計なものを脳に入れないようにしていました。そのため、病気のこともネットや本などはまったく調べず。自分が一度「これでいく!」と決めた治療法に、ほんの少しでも不安を感じたくなかったのです。

いわば、細い綱の上を、無心になることでふらつかずに歩いているようなもの。ちょっとでも「この綱、大丈夫か?」「渡れるのか?」などと思ったら最後、ガタガタにバランスを崩してしまうわけです。渡れるものも渡れなくなってしまう。
それほど、外部刺激に弱い状態でありました。心に安定を保つというのは、なかなかに技術なのだなと思います。

というわけで、当然、大学病院が舞台の医龍を見れば、病院不信的な毒薬が一滴なりとも落とされると予想されたので、あえて遠ざかっていたのでした。

最近になり、もう大丈夫だろうということで見始めたのですが、これがなかなか面白い。ちょっとドラマチックすぎる場面はあるものの、ストーリーも絵的にも、かなりイケてます。特に、毎回登場する手術シーンは相当スリル感あります。ベタにいうと、手に汗握ります。

しかしそれを見るたびに思うのは、わたしはそこに横たわっていたのだな、ということ。執刀医の「メス!電メス!」というかけ声とともに、おなかを切られていたのです。

そしてその都度、医龍ほどの人数ではないかもしれませんが、たくさんの人にお世話になっていたわけです。手術室に入ってから麻酔で眠るまでの短い間に数人にはお会いすることができるものの、おそらくもっと大勢が関わっていたのだろうと思います。手術中は、みんなでわたしの手術のためだけに動き回ってくれたのです。

なかでも麻酔科医は、「わたしが眠った後、何してるんだろう?」などと思っていましたが、かなりたいへんなお仕事をされているようです。
医龍の中では、患者の頭の近くにいて、全身状態を手術の状況に合わせて調整していました。もしも本当にあんなにジィっと見られてたのかなと思うと、ちょっと照れてしまいます。しかも2度目の手術の麻酔科医はDr.伊勢谷友介似(マスク付きで)。
やばい。

そして、目覚めたときの感覚が毎回違っていたのも、麻酔科医の才量の差だったのだろうか、と思ったりもして。まったく関係ないかもしれませんが。

なんにしても、手術はまさに真剣勝負であります。そこで人々が意識をひとつにして関わってくれていると思うと、なんだかうれしい気持ちになります。

眠っているからとはいえ、医療には知らないことがたくさんです。

手術の手順にしても、医療者同士の声の掛け方から、器具の受け渡しにしても、現在のようになるまでには長い試行錯誤があったのだろうと思います。そういった細かい点を考えても、医療というのは特異で、面白い進化の過程があるのだなと思います。まず、常人には知られることのない世界。

それに、わたしは毎回かなり大きくおなかを切っているのに、一度も輸血をしたことがありません。よく考えれば、これも医療のオドロキであります。

ところで、医龍では医師が両手をあげたまま登場しますが、4度目の手術のときのラブリーW先生は手術室に入ると、普通にひょいひょいストレッチをされておりました。そんなもんなんですね。
また、手術直前にごあいさつをしてくれた看護師さんは、顔の全面を透明な板状のものでぐるりと覆っていました。なにか飛び散る想定だったのでしょうか。

参考:「麻酔科医の役割」(NTT東日本関東病院HP)

太陽のような存在
術中の執刀医は相当カッコイイにちがいない
[療養中フォトギャラリー by iPhone (c)木口マリ]

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~ Comment ~

医龍 見ましたよ

こんにちは~♪

想像出来る 手術室の様子です。

私の場合 手術準備室で 麻酔かけられて
知らぬ間に 手術室へ入ったので
あの ドラマのような手術室はまったく記憶にありません。
てか・・・寝てから入って 寝てる間に出て来たので
記憶にある訳ないよ(笑)

「医龍」は 漫画でもDVDでもみましたよ。
現実のお医者さんはドラマとは違うのでしょうけど
格好良かったです。

現実のY先生も頼りになりましたよ。
格好良いか!って言えば・・・
まぁ・・なんですけど(容姿のこと)(爆)

懐かしさはありますが
もう2度とお世話にならない方が良いですね。

お仕事も頑張っていられるようですが
お互いに 健康には気をつけましょうね(*^^)v

私もハマりました!

医龍が始まったのは、まだ病気とは無縁だった頃でした。
病院もののドラマはどれも同じように見えて興味なかったのですが、坂口さんが主演だったので、とりあえず観てみようと・・・
で、マリさんと同じく、すっかり医龍の虜になりました(^^)
これでもか!ってくらいのドラマチックさに家族全員ハマってしまいました。
朝田先生もですが、荒瀬先生の見事な采配ぶりも気持ち良かった!
私もチームドラゴンの一員になりたいと真剣に思いました^^;

あのドラマの中で、手術毎の録画をしてましたが、私も自分の手術の、麻酔をかける段階から麻酔が覚めるまでの一部始終を録っておいてほしかったです!
珍しくもない子宮がんの手術なんて無理でしょうが・・・
マリさんと同じ。 自分が眠ってる間にどんな人が関わって、どんなことが行われていたのか知りたいです!

全身麻酔は理性がなくなってしまうため、麻酔が覚める頃にとんでもないことを口走ってしまう場合もあると聞いたので、そこを確認したい気も・・・
「〇〇先生とHしたーい!」 って叫んだ人が遠い親戚にいたもので(@_@)

>ヨンヨン さん

どうも〜。

麻酔してから入ったんですね〜。その方が精神的に負担を少なくできるかもしれませんね。やっぱりちょっと緊張しますもん。
Y先生、きっと執刀中の姿はかっこいいですよ!私はその間の主治医をたまに想像してみてますが、とってもかっこいいです(^^)脳内合成。

病院は好きなものの、手術台の上はもう御免です。
体はいたわるべき存在ですね。もっと社会全体でその重要性が認識されるべきだと思います!といっても、一度不健康になってみなければ分かりようはないですね〜。

>サザン さん

ええええええ〜〜〜!
まぢですか!!!そんなことを口走ることが……!
うーん、でもそれは、きっと本心なんでしょうね(^^;

医龍、久々のヒットでした。
当時は医療ドラマが人気でたくさん出ていましたよね。だいたい、台詞も演技もクサすぎで、見ているこちらが恥ずかしくなってしまうので、あえて見ていませんでした。今になってやっと見た次第です。
もう一度ご覧になってみるといいですよ〜。自分で医療を体験した後だと、健康なら聞き流してしまう台詞もささります。おもしろいと思いますよ!

NoTitle

私も今年ちょっとした手術をしました。
部分麻酔で切ったところは尾てい骨の周辺。
サザンのBGMがずっと流れていたこと。
私が痛みと緊張のあまり
「先生痛くしないでください。」
「先生上手に切ってください。」
とか訳の分からないことを言い続けていたことを記憶しています(笑)
メスで切られるという感触は本当に怖かったです。
でも「まな板の上の鯉」を経験したことで、以前よりは少し謙虚な性格になれたかなと思っているのですが・・・・。

医龍、がっつり観てました。

もともと、医療ドラマは大好きで
色々なドラマを観てきましたが、
医龍に関しては、本当に最先端の考えや術式を取り入れているのに関心しました。

やはり、荒瀬先生の描き方はすごい!って思いました。
安易に輸血しないシーンがあったと思うのですが、あの考え方には関心しました。
血って、指紋と同じでみんな違うそうです。
だから、アメリカなどは、輸血を安易にしないのが最先端の医療。
求められるのは麻酔科医と外科医の技術なんですよね。
マリさんが、大きな手術をしたのに
一度も輸血をしていないというのは、腕の良い先生に巡り会えたからだと思います。

最近は「ドクターX」を観ていますが。
先週の回で、子宮頸がんの手術をしていました。
術式としては、素晴らしいと思いましたが、患者の描き方は微妙。
と、感じました。
あんなお医者さんがいれば良いのにとも、思いましたが。

>ルッコラ さん

部分麻酔で手術ですか〜〜〜!
どんな風か見てみたいものの、切られている最中に意識があるのは怖いですね。
一番最初に受けた簡単な手術の時、全身麻酔と言われてたいそうホッとしたことを憶えています。
手術室に入る時、「ここからはまな板の鯉になってください」と言われたことがあります。「えええ!料理?!」と、余計にビビリましたね。

「上手に切ってください!」っていいですね(^^)
カワイイです。

>青い月 さん

お!医龍、観てましたか〜。とっても面白いですね!
今、4を観ているところです。

おっしゃる通り、主治医にしても麻酔科医にしても、ウデのいいお医者さんに出会ったのだと思います。特に麻酔科医は選択の余地がありませんもんね。
医龍の荒瀬先生はほんと、かっこいいですよね。描き方やキャラクターがいいうえに、阿部サダヲさんがうまいですね。タイガーアンドドラゴンが好きでよく観るのですが、そのギャップを思うと少々笑ってしまいます。

ところで血は指紋のようなんですね〜。そう思うと、本当に緊急用という気がしてきます。私たちの知る医療はどんどん変わっていってますね。ここまで急激に変化していくものはそうそう無い気がします。

あ、観たいものリストに「ドクターX」入れておきます!(^^)

マリさん、こんばんわ!
私も医龍見てましたよ🎵
そして、白い巨塔(古っ)、ドクターXも。
院長回診や手術なんて、私には縁がなく、ドラマの世界だと思ってたのに・・。

術後も動けない中、タブレットで韓国ドラマの医療物を見てました。(別に医療物が好きなわけでは無いのですが・・)
ただ、入院中には見るもので無いですね。
頭蓋骨パックリとか、血がドバーっと出るのを見てると、何だか傷口が痛くなるような。。

でも、マリさんも私も、良いお医者さんたちに当たって良かったですよね。
主治医も、麻酔科医も腕が良いかは分からないですものね。
あっ、イケメンとかはすぐわかるけど。
伊勢谷くんかぁ、いいなぁ❤

>あう さん

おはよーございますー(^^)
あうさんも観てましたか!ハマりますよね。
白い巨塔はさらに現実味をおびているイメージがあって、まだ手が出そうにないです(><)
次はドクターX行きます!

自分の身におきているうちはダイレクトに衝撃が来てしまいますね。
ある程度他人ごとじゃないと、エンターテイメントにはなりません(~~)

いい先生って、本当にいるものですね。お互いによかったです!
Dr.伊勢谷友介似(目だけ)、その後は会わないんですよね。うむむ、残念。
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