医学生癒し系?

医学生癒し系?

一番長期だった二度目の入院の時のはなし。

大学病院のためか、医学部5年生の学生さんが私に付くことになりました。
それはそれは、さわやかで優しい雰囲気の男子学生が……。

入院直後は手術の準備もあり、入れ替わり立ち替わりさまざまな人がベッドを訪れます。
病棟の担当看護師さん、手術室の看護師さん、麻酔科の看護師さんや先生、薬剤師さんなどが、それぞれに私の状況をたずね、それぞれに説明をし、質問があれば答えてくれます。
(わりと同じことを何度も話さなければなりませんが、自分の治療に関わってくれる人の顔を見て話をすることで、かなりな安心感をおぼえます。直接の対話って大事ですね。わざわざベッド脇にしゃがんで目線の高さを合わせてくれるのもポイント。患者ひとりひとりを大事にしている病院なんだなという気がします。)

そのほかに、担当科の先生(方)の回診が日に2回あります。
その日も大勢で現れました。

診察が終わってゾロゾロと去っていく中で、ひとりだけするりとカーテンの中に入ってきます。

(今度はなんだっ?!)

そこには見るからに柔和そうな青年が立っておりました。若かったので研修医さんかなと思ったら、医学生とのこと。(と、いうことは研修医さんよりさらに若いのではっ?!)

どうやら入院患者に一定期間付いて勉強をするのだそうで。
たくさんいる入院患者の中から私が選ばれたのは、良さそうな人だから?フフフン。なんつって。(←多分単に入院期間の問題)

その日は私の病気の発覚から今回の手術にいたるまでの経緯をお話しただけ。たったそれだけのやりとりでもその学生さん(S君)の穏やかなオーラでほんわかとした気分に。いや〜、癒し系ですね。そばにいるだけで緊張をほぐしてしまう和み感はまさに才能。

日を追うにつれて、病気とは関係ない雑談なんかもするようになりました。
術後で調子がよくないときはあいさつだけ、元気そうならもう少し長く。ほどよい気を遣ってくれるのもありがたい。
しばらくして期間が終了し、別の科の患者さんに付くことになっても毎日様子を見にきてくれます。

本当に優しい、い〜い人だなあ〜、とS君のあたたかみに感動。これはもう、私にとっては一種のセラピーです。顔を見せてくれるのが入院中の楽しみになってたりして。(←ちょっとお年寄りの気持ち)
立派なお医者さんになった姿を早く見たいものです。

しかし、やはり学生さん。ずっとこの病院にいるわけではありません。4週間ほどで他の病院へ移ることになりました。

うーむ、残念……。

これからもどうしてるか知りたいなあ。
それに私の状況もお知らせしたいなあ。

それにはやはり、facebookが一番。

ある日、「お友達」になろうと持ちかけました。

が……、

あっさり拒否。

(ガーン)

「一期一会ですよ」

と、S君。

一期一会と言われたのはこれまでの人生で二度目……。
一度目は旅先で出会った人に、また会えるといいですねと告げたとき。

それってさびしくない?!つながれる機会をわざわざ無くすことが一期一会ではないような気がするのは私だけかしら……。

「お友達」を断られることもあろうと思っていたけど、そうきたか。
少々年代の差も感じたりして。

すごーくいい子だったけど、ちょっと心にすきま風を吹き込まれて終了。
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